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2016年7月 9日 (土)

パタゴニアの原発についての意見広告/技術論と文明論(59)

アメリカの登山用品、サーフィン用品、アウトドア用品、軍用品、衣料品の製造販売を手掛けるパタゴニアという会社がある。
環境に配慮する商品で知られている。
ミッション・ステートメントは以下の通りである。

最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する。
http://www.patagonia.jp/patagonia.go?assetid=2047

CSR(企業の社会的責任)に関心を持つ人には、つとに知られた企業である。
参院選に合わせ、新聞に意見広告を出している。
Ws000001
2
東京新聞6月22日

上図は、原発事故で全町避難が続く福島県双葉町の写真である。
その理由を以下のように説明している。

服が消費者に届くまでには、原材料を育てる生産者から最終メーカーまで多くの関係者がかかわる。電気も同じ。福島の原発でつくられた電気を使っていたのは大都市に住む私たち。参院選を機に、いまも続く避難や廃炉作業などにもう一度、関心を寄せてほしかった。
環境保護で企業から投票呼び掛け 「パタゴニア」辻井支社長に聞く

参院選の争点として、エネルギー問題は顕在的には取り上げられていない。
しかし原発再稼働を急ぐ安倍政権は、この意見広告を見るべきだ。
と言っても感じはしないだろうから、有権者がその意味をよく考えてみるべきだろう。

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