山谷えり子という“輝く女性”/アベノポリシーの危うさ(76)
5月16日の衆院予算委員会で、質問に立った民進党の山尾志桜里政調会長が安倍晋三首相について「女性活躍どころか男尊女卑政権だ」と批判したことに対し、安倍首相が「山尾さん、誹謗中傷ですよ」とやりあう場面があった。
この時、安倍首相は山尾政調会長への答弁の中で「私は立法府の長であります」と発言した。
言うまでもなく、実際には行政府の長であり、安倍首相が、中学生が公民など授業で習う「三権分立」を理解していない可能性が明らかとなった。
私も単なる言い間違いだろうと思ったのだが、この言い間違いが常習的であることを知り、安倍首相の脳内では、既に緊急事態条項が存在してて、政府が立法権も持っていると考えているのではないか。
安倍首相が「女性が輝く社会」を掲げたたが、小渕優子、松島みどりという2閣僚が相次ぐ不祥事で辞任せざるを得なくなった。
⇒2014年10月24日 (金):「女性が輝く社会」と「妊娠降格」訴訟/日本の針路(58)
この時、拉致問題担当相兼国家公安委員長という要職にあったのが山谷えり子氏だ。
山谷氏は、安倍首相のお気に入りの1人であるが、レイシスト団体の在特会や統一協会と繋がりがあると言われている。
よしりんこと小林よしのり氏も次のように言っていた。
「しかし、朝鮮人差別の「在特会」と、朝鮮人・文鮮明教祖の「統一協会」の二股をかけている山谷えり子とは、一体何者だ?」
「この山谷を「国家公安委員長」に任命した安倍晋三は、一体何を考えているのか? まったく恐ろしい! 日本はカルトに支配されつつあるのではないか?」
小林よしのりも「カルト」と批判! 山谷えり子をなぜ放置するのか
安倍首相に近いことは山谷氏のホームページでも分かる。
東大生の集団わいせつ逮捕事件が話題になっている。
まあ、東大生にもいろいろいると言うことだろうが、その集団の中に、山谷氏の従兄弟の子がいるらしい。
週刊新潮6月9日号
国家公安委員長経験者で、教育に一家言をお持ちの方である。
山谷氏は関係ないにしても、どう考えているのだろうか。
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