« 浜岡原発撤退の論理と倫理(10)/技術論と文明論(56) | トップページ | 消費税再延期はアベノミクスの失敗/アベノポリシーの危うさ(69) »

2016年5月22日 (日)

沼津で『お菓子放浪記』執筆・西村滋/追悼(84)

全国青少年読書感想文コンクールの課題図書となった『お菓子放浪記』の著者・西村滋さんが、21日亡くなった。
西村さんは、1961年から1993年まで沼津市で過ごした。
2160522
東京新聞5月22日

西村さんは、愛知県名古屋市に生まれた。
6歳で母と、9歳で父と死別して孤児となり、以後放浪生活の後、少年養護施設の補導員などを務めた。
1952年、処女作の『青春廃業』を発表した。
『やくざ先生』は、1960年に石原裕次郎主演で、日活で映画化された。

沼津在住中の1975年に『雨にも負けて風にも負けて』で第2回日本ノンフィクション賞を受賞。
1976年に代表作のの『お菓子放浪記』を刊行し、同年、テレビドラマ化された。
1994年に『続・お菓子放浪記』、2003年に『お菓子放浪記 完結編』と書き継がれ、2011年には『エクレール・お菓子放浪記』として映画化、劇場公開された。
1985年に『母恋い放浪記』を中心とした作家活動で「路傍の石文学賞」を受賞した。

今年1月、沼津市民文化センターでミュージカル化された「お菓子放浪記」が上演されたばかりである。
沼津にはファンが多い。
私の静岡市にいる幼馴染み熱心に後援している。
西村さん自身も、沼津には格別の思いがあって、市民文化センターのトークショーでは、「雌伏の時が続き、やっと世間に認められたのが『お菓子放浪記』。良い時期も悪い時期も、沼津で過ごした時間の全てが印象深い」と懐かしんでいた。
合掌。

|

« 浜岡原発撤退の論理と倫理(10)/技術論と文明論(56) | トップページ | 消費税再延期はアベノミクスの失敗/アベノポリシーの危うさ(69) »

ニュース」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

追悼」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/395349/65615356

この記事へのトラックバック一覧です: 沼津で『お菓子放浪記』執筆・西村滋/追悼(84):

« 浜岡原発撤退の論理と倫理(10)/技術論と文明論(56) | トップページ | 消費税再延期はアベノミクスの失敗/アベノポリシーの危うさ(69) »