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2016年5月30日 (月)

息子と絶縁し安保法に反対する母/アベノポリシーの危うさ(72)

南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に第10次隊として順次派遣される陸上自衛隊北部方面隊(総監部・札幌)の先発隊127人が5月22日、新千歳空港から現地に向けて出発した。
3月の安全保障関連法の施行後初めての派遣部隊だ。
新たな派遣部隊の主力となる陸上自衛隊北部方面隊第7師団がある北海道千歳市で暮らし、20代の自衛官の息子を持つ女性が、安保法に反対の声を上げ始めた。
息子に迷惑をかけぬよう、「縁を切った」上での街頭活動で、「恨まれるよりも死なれる方がつらい」との思いに突き動かされている。

新宿駅前で全国のママが安保関連法廃止を訴えた「ママの新宿ジャック」で、平和子さん(50代、仮名)は安倍首相への手紙を読み上げた。
Photo_5
東京新聞5月19日

個の言葉を紹介した泥憲和(元自衛官)さんのFacebookに次のようなコメントがあった。

消防署員の母親が、
「火災現場は危険なのに、何かあったらどうするの」
警察署員の父親が、
「拳銃持って犯罪者に立ち向かうなんて、危険すぎる」
山岳救助や海難救助関係者の肉親が、
「自業自得なんだから、救助なんて必要ない」
と言うようなものですね、気持ちは良く分かります。

まったくゲスな心情というべきだろう。
私の近い人の中にも、自衛隊に入った若者を持つ母親がいる。
彼女の心境はどうだろうか?

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