安倍首相のウソが意外なところからばれた/アベノポリシーの危うさ(49)
安倍首相が平然とウソをつくことについて、サイコパスと呼ばれるものの一種ではないかと思う。
⇒2015年6月 2日 (火):安倍晋三=サイコパス論/人間の理解(13)
昨年末、北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫氏の兄・透氏が刺激的なタイトルの本を出版した。
『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々 』講談社(2015年12月)である。
東京新聞1月14日
この著書をめぐって、旧民主党の緒方林太郎議員が安倍首相に質問をした時、安倍首相は蓮池氏の著書の内容を否定し、次のように言った。
私が申し上げていることが真実であるということは、バッジをかけて申し上げます。私の言っていることが違っていたら私はやめますよ、国会議員をやめますよ。それははっきりと申し上げておきたいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=M6y0cl8XU5s
ところが、実際は蓮池氏の著書の通りだったことが、自民党札幌市議のブログからばれてしまったのだ。
なんと札幌市議会で共産党の小形香織市議が安保関連法の廃止を求める意見書について賛成討論をした際、議場内で「精神鑑定を受けた方がいいんじゃないのか」と低劣極まるヤジを飛ばした人である。
その議員の名は、勝木勇人という。
2003年1月30日に安倍官房副長官(当時)の講演を聞いて感激してブログに記録を残した。
しかも現在は、都合の悪い分は削除されているという。
証拠隠滅以外の何ものでもあるまい。
安倍首相辞任、整いました。安倍首相の痛恨のオウンゴール発言が、自民党議員のブログから発掘
まさに天網恢々疎にして漏らさず。
これでもシラを切るのだろうか。
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