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2016年4月24日 (日)

震災を利用するゲスな安倍政権/アベノポリシーの危うさ(56)

深刻さを増す熊本、大分の地震であるが、安倍政権の無神経な対応と露骨な政治利用が目立つ。

 熊本大地震の政府対応で、呆気にとられるような問題が浮上した。政府の代表として現地対策本部長を務めていた松本文明内閣府副大臣が、16日の本震の後に行われた県と政府のテレビ会議において、河野太郎防災大臣に被災者対応を差し置き、こんな申し出を行っていたというのだ。
「食べるものがない。これでは戦えない。近くの先生(国会議員)に差し入れをお願いして欲しい」
 当時、被災地では食料や物資が不足し、多くの被災した人びとが満足に食事を摂れていないことが問題化しており、おにぎり一個で1日を過ごす人もいるような状況だった。くわえて、新たに発生した大地震の打撃は大きく、迅速に物資不足解決の検討が求められていた。そんな差し迫った状況で、政府に被災地の惨状を訴えるでもなく「自分への差し入れ」を要望していたのである。
 しかも、西日本新聞の報道によると、松本副内閣相は配給がおにぎりのみだった際に「こんな食事じゃ戦はできない」と述べるなど、〈待遇の不満を何度も口に〉していたというのだ。
 さらに、地元の自治体職員に対しても、支援物資の配布について、こう怒鳴り散らしていたという。
「物資は十分持ってきているので足りているんだ。被災者に行き届かないのは、あんたらの責任だ。政府に文句は言うな」
松本文明副大臣が熊本の職員にも自分の食事が足りないと無理難題!「政府に文句言うな」暴言も…安倍“子飼い”議員の典型

松本文明はどのような素性の持主か?
松本氏は2012年の選挙では東京7区で敗れ、比例復活で当選した。
第二次安倍政権で総務大臣政務官に抜擢され、選挙でも安倍首相自ら応援演説を行うなど、安倍首相の“子飼い”である。
松本氏を一貫してバックアップしてきた。

安倍政権の初動が遅れたことは明らかだが、激甚災害指定も意図的に遅らせてきたのではないか?
熊本県は15日の段階で蒲島郁夫県知事が「激甚災害の早期指定」を求めていた。
安倍首相はそれを一週間以上無視したあげく、自分が現地視察をしたタイミングで、週明け25日(月曜日)に激甚災害指定を閣議決定することを表明した。
安倍首相が今日まで被災地視察と激甚災害指定を引っ張ってきたのは、北海道で接戦と伝えられる衆院補選をにらんでの作戦ではないか、と永田町やマスコミの間では見られているらしい。
安倍首相が劇的に被災地で激甚災害指定を表明することで、選挙の風向きを変えようという目論見だという。

次の写真を見れば、現地視察がパフォーマンスであることがバレバレである。
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被災者と握手する安倍首相=熊本地震


Facebookの投稿に以下のようなコメントがあった。

被災者の方が半ば強制的に握手を迫られ、嫌々握手をしている、そんな思いが安倍にも伝わっていることがよく分かる1枚! ナイスショット!

あくまでも上から目線。
周りの被災者の方々の目も、どこか白々しい…。

トップがゲスだと・・・。

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