アースデーと熊本、大分地震の教訓/技術論と文明論(51)
今日4月22日は、「地球の日・アースデー」である。
1970年、学生 運動・市民運動が盛んだった頃、アメリカのG・ネルソン上院議員が宣言して誕生した。
当時全米学生自治会長をしていたデニス・ヘイズ氏が、・ネルソン上院議員の「環境のかかえる問題に対して人々に関心をもってもらう」という主張に賛同して全米へ呼びかけ、アメリカ史上最大のユニークで多彩なイベントとなった。
今年は、23日、24日を中心に各地でイベントが予定されている。
アースデイ東京2016 開催情報
折しも、熊本、大分では地震が収まる気配を見せていない。
日本列島がプレートの押し合いで成り立っていることはよく知られている。
わが静岡県はそのシンボルのような場所だ。
内陸活断層や南海地震はリスクとしないのはなぜ?
日本列島を代表する2つの断層帯をリニア新幹線が横断する。
素人が考えても危険のように思う。
地溝帯を溝を境に、引っ張り合う力が岩板(プレート)にかかる。
その結果、この地域にある活断層が「横ずれ」と呼ばれる動きを見せるのが、別府-島原地溝帯で起きている地震だ。
2016/04/16 地震連鎖と愚か者の無責任
今回の地震で不気味なのは、今までの通説・経験則にない特徴を持っていることだ。
東京新聞4月18日
自然(地球)に対して謙虚に向かい合う日としたい。
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