乙武氏の不倫報道対応に関する違和感/アベノポリシーの危うさ(43)
参院選に自民党から出馬を言われていた乙武洋匡氏が、「週刊新潮」3月31日号で、に妻以外の女性との不倫旅行に出掛けたことを報じられた。
私は、自民党から出馬と聞いたとき、先ず違和感があった。
しかし、思想・信条は人それぞれであるから、私は応援しないけれど、ご自由にどうぞという気持ちだった。
“新潮砲”を被弾した乙武氏は、活動休止を表明したが、それが何を、いつまでかは不明である。
乙武氏自身が、「週刊新潮」の報道を事実であると認めている。
「乙武よ! お前もか」という気もするが、生まれながらのハンディキャップを考えて、同情論もあるようだ。
乙武氏がいち早く謝罪文を公表したことについては、危機管理の観点から是認する見方があることは承知している。
しかし、大きな違和感を覚えるのは、乙武氏本人のコメントとは別に、妻である仁美さんからのファックスで、「このような事態を招いたことについては、妻である私にも一端があると感じております」と記されていたことである。
コメンテーターの宋美玄さんはオンナの勘でこう分析した!
宋「乙武さんは炎上の百戦錬磨だから、対応がものすごく早い。バレる前に自分の口から話すことによって、事態が早く沈静化するのが分かっているのでは?」
さらに、返す刀で妻の謝罪文についても…
宋「奥さんに謝らせるなよ!と思ってしまうかもしれないが、こうすることで“家族の問題”になってしまって、一般の人は批判しにくくなる」
乙武洋匡氏が5人の女性との不倫認める…妻も謝罪でスタジオ大激論!
経緯は分からないが、「夫の不始末を妻も一体となって謝罪する」のは、いかにも自民党的価値観だとは言えよう。
これで、弱者の代表と思われてきた乙武氏の、見えにくい本質が分かったとは言える。
乙武氏は、参院選に出るのだろうか?
有権者はどう考えるのであろうか?
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