それでも安保法に反対する/アベノポリシーの危うさ(44)
戦後貫いてきた専守防衛政策を転換し、集団的自衛権を行使できるようにする安全保障関連法が施行された。
しかし違憲の声が高い中で必ずしも適正とは言えない手続きで可決された法律である。
施行後といえども反対の声を上げ続けるべきだろう。
今日の東京新聞の社説は、「無言館からの警鐘」と題されている。
無言館は、水上勉の子息・窪島誠一郎氏が建てた戦没画学生の遺作のための美術館だ。
訪れると、画業を中断しなければならなかった画家の卵たちの無念さを感じて、声を失う。
⇒2012年9月 3日 (月):無言館再訪
⇒2012年9月 7日 (金):信濃デッサン館
⇒2007年12月 8日 (土):血脈…②水上勉-窪島誠一郎
安倍晋三首相は、特定秘密保護法と安保関連法を強行成立させると共に、報道への圧力を強めている。
東京新聞3月29日
何重にも「知らしむべからず」を講じて、戦前のようなレジームに逆行させることを目論んでいるのだろう。
一刻も早く打倒しなければならない。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- スキャンダラスな東京五輪/安部政権の命運(94)(2019.03.17)
- 際立つNHKの阿諛追従/安部政権の命運(93)(2019.03.16)
- 安倍トモ百田尚樹の『日本国紀』/安部政権の命運(95)(2019.03.18)
- 平成史の汚点としての森友事件/安部政権の命運(92)(2019.03.15)
- 内閣の番犬・横畠内閣法制局長官/人間の理解(24)(2019.03.13)
「思考技術」カテゴリの記事
- 際立つNHKの阿諛追従/安部政権の命運(93)(2019.03.16)
- 安倍トモ百田尚樹の『日本国紀』/安部政権の命運(95)(2019.03.18)
- 平成史の汚点としての森友事件/安部政権の命運(92)(2019.03.15)
- 横畠内閣法制局長官の不遜/安部政権の命運(91)(2019.03.12)
- 安倍首相の「法の支配」認識/安部政権の命運(89)(2019.03.10)
「アベノポリシーの危うさ」カテゴリの記事
- 明治礼賛という時代錯誤/アベノポリシーの危うさ(339)(2018.10.26)
- 安倍所信表明演説批判/アベノポリシーの危うさ(338)(2018.10.25)
- 森友疑惑(68)財務省が文書改竄?/アベノポリシーの危うさ(337)(2018.03.03)
- 森友疑惑(65)財務省が文書開示/アベノポリシーの危うさ(336)(2018.02.10)
- 森友疑惑(64)佐川長官の虚偽答弁/アベノポリシーの危うさ(335)(2018.02.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント