« 保育・介護職員の賃金を上げよ/アベノポリシーの危うさ(32) | トップページ | 地質年代にチバニアン誕生か?/知的生産の方法(143) »

2016年3月 7日 (月)

安倍チルドレン秘書の不可解な死/アベノポリシーの危うさ(31)

安倍チルドレンの1人・山田賢司衆議院議員の元秘書が不可解な自殺を遂げたという。
遺体発見時の状況は以下の通りだ。

野田氏は西宮市久保町の路上に駐車してあった車の中で同日の午前11時頃遺体となって発見されたのだが、そのときの野田氏は運転席にいて、そこから後部座席の練炭の中に顔を突っ込む形の状態だったという。そのため野田氏の顔は遺族も確認できないほど破損していた。
安倍チルドレン議員の元秘書“自殺”に直前取材した記者が「議員を刑事告訴する準備していたのに自殺は不可解」

山田議員は2012年の衆院選で安倍チルドレンとして初当選した議員の1人である。
同期には、育休不倫騒動で議員辞職した宮崎謙介、未公開株トラブルの武藤貴也、不倫路チューの中川郁子などがいる。
恥の12年組と言えようか。

Photo
公式ホームページ

山田議員は、14年8月に行われた自民党のヘイトスピーチ対策等に関する検討PT初会合で、次のような発言をしている。

「国連に“チンコロ”しているのはどんな団体か。ネットで調べると、ほとんどが朝鮮総連など朝鮮系の団体だ」
「右翼車両よりもむしろ左翼のほうがうるさい。取り締まりや、排除をすべきではないか」
また、かの「文化芸術懇談会」の発起人でもあるという。
⇒2015年7月12日 (日):「文化芸術懇話会」におけるリベラルアーツの欠落/日本の針路(195)
まさに諸悪の根源「文化芸術懇談会」である。

それにしても不可解な情報である。
西宮署は、後部座席に七輪が置かれ、野田氏は運転席で死亡していて、後部座席の練炭に顔を突っ込むという不自然な体勢で死亡したという。
普通練炭自殺は一酸化中毒によるものであろうから、遺体の損傷は考えられない。
後部座席に七輪が置かれ、遺体が運転席にあるというのも不自然だろう。

しかも野田氏は山田議員との間にトラブルを抱えていた。
野田氏は秘書退職後、15年4月投開票の西宮市議選に出馬して落選したが、7月発売の「週刊現代」で秘書時代に給料を毎月10万円ピンハネされたと実名告白していた。
山田議員側は否定しているが、野田氏は神戸地検に告訴状を提出した。
告訴状を提出した人間がその直後に自殺をするだろうか?

以下のような情報もある。

「神戸地検の担当検事との話がうまく進んでいると機嫌良く話していた直後ですし、自殺する理由は思い当たりません。週末には高校生のお嬢さんが出場する試合を応援しに行くとも言っていて、〈その後に一杯やろうか〉なんて話していたんですよ」(野田氏と親しい知人)
また「自民2回生」…山田賢司議員の元秘書が練炭自殺か

しかも死の直前にブログへ書き込んでおり、それが削除されているという。
何から何まで不可解というべきだろう。
納得できる捜査を期待する。

|

« 保育・介護職員の賃金を上げよ/アベノポリシーの危うさ(32) | トップページ | 地質年代にチバニアン誕生か?/知的生産の方法(143) »

ニュース」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

アベノポリシーの危うさ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 安倍チルドレン秘書の不可解な死/アベノポリシーの危うさ(31):

« 保育・介護職員の賃金を上げよ/アベノポリシーの危うさ(32) | トップページ | 地質年代にチバニアン誕生か?/知的生産の方法(143) »