SMAP解散騒動/ブランド・企業論(48)
私は芸能ニュースには疎いが、ここのところのSMAPをめぐる騒動は自然と目に入ってくる。
日経新聞のコラム「春秋」でも取り上げていた。
SMAPは今年デビュー25周年を迎えるという。
騒動の始まりは、1月13日付のスポーツ紙の報道だった。
SMAP育ての親と言われる飯島三智氏がジャニーズ事務所を退社するのに伴い、木村拓哉以外の4人が飯島氏と行動を共にするということだった。
つまり分裂である。
ジャニーズ事務所には、飯島氏と嵐、TOKIO、関ジャニなどを担当する藤島ジュリー景子氏の間に角逐があったらしい。
藤島ジュリー景子氏は、ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏の姪で、母はジャニーズ事務所副社長のメリー喜多川氏、父は作家の藤島泰輔氏だという。
まあ、どこの組織にも派閥はあるだろうが、飯島氏と経営陣の対立の板挟みになった5人が、独立か残留かを選ばざるを得なくなった。
それで木村VS4人で意見が分かれたらしい。
結果的には、18日放送のフジテレビ系「SMAP×SMAP」 でグループ存続を宣言するという形で幕引きとなった。
この放映も論議を呼んでいるらしい。
4人が謝罪するという形だったのだが、公開のパワハラではないか、という見方がある。
人気アイドルのSMAP、ジャニーズ事務所に刃向かったらどうなるかを公共の電波を使って解説
事情は知らないが、次のツイッターの見方が真相を突いているように思える。
25年経っても足抜けはできないということだろう。
「自律・分散・協調」には遠い世界であるようだ。
維持できたのはSMAPなのかジャニーズ事務所の威信なのか?
それはともかくとして、芸能ネタでテレビが大騒ぎしているのは、何か国民に知られたくないことを隠す目的があるのではないか、という見方もあるようだ。
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