« ドイツ東西統一のコンダクター・クルトマズア/追悼(79) | トップページ | 新国立競技場コンペに対する疑問/ブランド・企業論(45) »

2015年12月23日 (水)

日本マグドナルドの行方/ブランド・企業論(44)

米マクドナルドが約5割を握る日本マクドナルドホールディングス株を売却する方針らしい。
最大約33%分を売却する方針で、譲渡先は筆頭株主として経営の主導権を握る可能性が強い。
売却額は1000億円規模の見通しで、米マ社は、大手商社や国内外の投資ファンドに打診を始めている。

 このほど米マクドナルド幹部が来日し、商社や投資ファンドなど計5社程度に譲渡を打診した。発行済み株式の15~33%分の相対売却を提案、来年1月中旬までの回答を求めている。その後、最有力候補に優先交渉権を与える見込み。売却が実現すれば米本社主導の経営体制から転換する。
 背景にあるのは日本事業の苦戦だ。2014年夏の期限切れ鶏肉の使用問題、今年1月には異物混入問題も表面化し、品質への信頼が傷ついた。15年12月期は380億円と2期連続で最終赤字になる見通し。足元の11月も3カ月連続で既存店売上高がマイナスになるなど客足回復には遠い。
Mac

 外部の資本導入を通じてブランドイメージを一新。日本市場を熟知した商社や、企業再生のノウハウを持つ投資ファンドの資金力を活用して改装や店舗統廃合など抜本的なてこ入れを進め、競争力の回復をめざす。
日本マクドナルド売却 米本社、ファンドなどに打診

日本の外食市場はピークの97年(約29兆円)から14年は約24兆円と2割弱縮小した。
日本マクドナルドホールディングスは、アメリカ・マクドナルドのフランチャイズ企業。
1971年に故藤田田氏率いる藤田商店と米マクドナルドが共同出資で設立し、同年7月に東京・銀座に1号店を開いた。
2001年にジャスダック上場。02年に持ち株会社に移行した。
03年に藤田商店と契約を解除し、米マクドナルド主導の経営体制となった。

日本国内のマクドナルドは2011年(平成23年)現在、約3,300店舗で展開している。
日本のハンバーガー市場におけるシェアは、1990年代後半から2000年代において60%台〜70%台を獲得してきた。
気軽に食べられるので、一時期は利用したが、飽きてくるのは仕方がないだろう。
これから撤退戦ということだろうが、前途は多難だろうなあ。

|

« ドイツ東西統一のコンダクター・クルトマズア/追悼(79) | トップページ | 新国立競技場コンペに対する疑問/ブランド・企業論(45) »

ニュース」カテゴリの記事

ブランド・企業論」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/395349/63093152

この記事へのトラックバック一覧です: 日本マグドナルドの行方/ブランド・企業論(44):

« ドイツ東西統一のコンダクター・クルトマズア/追悼(79) | トップページ | 新国立競技場コンペに対する疑問/ブランド・企業論(45) »