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2015年12月14日 (月)

国公立大学授業料は安くすべし/日本の針路(265)

2015年のノーベル賞授賞式が終わった。
まあ私が興奮することもないだろうが、日本のサイエンティストがごく当たり前のようにノーベル賞を受賞するのは、やはりすごいことではないか。
それにしても国立大学の授業料は高騰し続けているが、もっと低廉に収めるようにすべきだと思う。
Photo_5
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpab200901/detail/1296707.htm

特に経済的理由で大学に進学できないようなことを極小化すべきである。
大村さんも梶田さんも、学部は地方国立大学であることが共通である。
下図は国公立大学授業料と奨学金制度である。
Photo_6
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpab200901/detail/1296707.htm

日本が授業料に比して奨学金制度が貧弱であることが分かる。
昔のことを言っても仕方がないが、私の学生時代の国立大学の授業料は安かった。
私立大学との授業料格差は今よりずっと大きかった。
特別奨学金を支給されれば、親の負担をミニマム化できたのである。

私のように母子家庭であったとしても、適度のアルバイトで大学に進学できた。
もちろんその頃でも、東大進学家庭はブルジョワが多かったのは事実であり、それは教育環境の格差が主たる原因であった。
しかし現在のような著しい格差はなかったのである。
教育の機会均等こそが「国家百年の計」ではないか。

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