安倍政権のイヤな感じ(5)放送番組への介入/日本の針路(253)
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会(委員長・川端和治弁護士)が6日、「重大な放送倫理違反があった」とする意見書を公表した。
その中で、放送に介入する政府・与党の動きが見られたことから「放送の自由と自律に対する圧力そのもの」と厳しく批判した。
BPOが政府・与党を批判する意見書を出すのは極めて異例と言われる。
安倍政権になってからの放送への介入が余りに露骨ということだろう。
⇒2015年4月16日 (木):タガが外れた自民党の言論抑圧/日本の針路(138)
⇒2015年4月19日 (日):圧力、イジメ、ハラスメント/日本の針路(139)
テレビ報道を巡っる政府・自民党の動きは以下のようである。
「番組介入許されない」 BPO、強い姿勢見せる
政府・自民党はなめているとしか思えない。
安保法の中央公聴会で、元最高裁判事濱田邦夫弁護士が、夏目雅子の名セリフ(鬼龍院花子の生涯)で「司法をなめたらいかんぜよ」と公述したのに倣えば、「国民をなめたらいかんぜよ」である。
来夏の参院選で思い知らせてやるべきであるが、民主党や維新が自民党の補完をしているだけにすぎないことがはっきりしてきた。
真の野党は、「共産党」や「生活」だけなのだろうか?
しかし、共産党と小沢一郎氏が共闘する時代が来ようとは。
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