« 類似性と「醜いアヒルの子の定理」/知的生産の方法(115) | トップページ | 認知症と人型ロボットの癒やし効果/ケアの諸問題(23) »

2015年3月 3日 (火)

川崎中1殺人事件は偶発的か?/日本の針路(114)

川崎市の多摩川河川敷で中学1年生の上村遼太君が殺害された事件は、少しずつ事態が解明されつつあるが、全容はまだ闇の中である。

 捜査関係者によると、18歳の少年は当初「事件当時は自宅にいた」と説明していたが、その後の調べに「上村さんを裸にして川で泳がせた。川から上がってきた上村さんをカッターで切ったり刺したりした」と供述した。カッターは現場にいた職業不詳の少年から受け取ったという。
 動機については、2月12日に上村さんの知人グループが上村さんへの暴行に抗議するため自宅へ押しかけて来たことを挙げ、「チクられて(告げ口されて)腹が立った」と供述している。この時は、家族の通報で駆け付けた警察官が、知人グループに帰るよう指導した。
 また、職業不詳の少年も「(逮捕後の調べに)『自分は何もしていない』と話したが、それは『今は思い出せない』ということ」と供述。殺害への関与を認め始めている。
 一方、17歳の無職の少年は「上村さんが倒れているのを見たが、自分は近くにいただけ」と供述する一方、事件直前に無料通信アプリ「LINE(ライン)」で上村さんを呼び出したと説明。「3人で一緒にいたら、上村さんからラインで『合流しませんか』と連絡があった。人数が多い方が楽しいと思い18歳の少年に話したら『呼べば』と言われ、その後、4人で多摩川に向かった」と話しているという。
川崎・中1殺害:18歳、殺害認める供述 「暴行告げ口」恨み

中学1年生といえば、まだあどけなさが残る時期であるが、同時に背伸びしたい盛りでもある。
いったい何が起きたのか?
1
東京新聞3月3日

2月27日には18歳と17歳の少年3人が殺人容疑などで逮捕され、主犯と目されている18歳の少年の素顔などが週刊誌等でがさかんに報道されている。
私が中学生だった頃から、札付きの不良はいた。
田舎の町だったので、秋のお祭りなどで酒を飲んだあげく傷害事件を起こすようなこともしばしば起きた。
中には刃物で刺して殺してしまい、練馬に会った東京少年鑑別所(ネリカン)に送られた者もいる。

しかし、18歳が12歳を殺すというのはどうだろうか。
弱い者には手を出さないというような不良の美学があったように思う。
私は、不良グループが特異な存在だったとは思えない。

格差の拡大が言われている。
不良少年の家庭環境は、格差社会における底辺に近いことが多い。
親の愛情に恵まれていないから、平気で弱い者イジメを行える。
グループを形成し、仲間内で粋がりたいから、行動がエスカレートしていく。

被害者はどんな思い出グループと付き合い始めたのか?
母親の出したコメントを読むと、キチンとした判断力のある女性のような印象である。
深い分析を待ちたい。

|

« 類似性と「醜いアヒルの子の定理」/知的生産の方法(115) | トップページ | 認知症と人型ロボットの癒やし効果/ケアの諸問題(23) »

ニュース」カテゴリの記事

日本の針路」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/395349/59126234

この記事へのトラックバック一覧です: 川崎中1殺人事件は偶発的か?/日本の針路(114):

« 類似性と「醜いアヒルの子の定理」/知的生産の方法(115) | トップページ | 認知症と人型ロボットの癒やし効果/ケアの諸問題(23) »