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2015年3月 9日 (月)

進む大都市集中と地方創生の矛盾/日本の針路(118)

先日、妻の付き合いで、高島屋を経て、コレド室町まで歩いた。
久しぶりに、東京駅八重洲口の地上に出たが、八重洲~日本橋~室町辺りの雰囲気が変わりつつある。
八重洲口の植栽が施されているし、日本橋交差点近くでも、ビルのスクラップ&ビルドが見られた。
丸の内側に比べ、動きが少ないと思っていたが、急速に変化して行くだろうという予感がした。
八重洲再開発が報じられている。・

 国内で都市の国際競争力を取り戻すための再開発が広がってきた。三井不動産と東京建物は2017年度からの東京駅八重洲口の再開発に6千億円超を投じる。国の規制緩和策の「国家戦略特区」を使い地上約50階の超高層ビルを2棟建てる。アジアの都市間競争が激しくなるなかインフラ機能を高めてグローバル企業を誘致する。経済活性化を後押しする動きにつながりそうだ。
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 東京駅八重洲口では三井不動産と東京建物が超高層ビル2棟を中心に開発する。高さは約250メートルと都内で最も高いビル「虎ノ門ヒルズ」(東京・港、255メートル)とほぼ同じ。ビルに住居や商業施設のほか教育・文化施設などの入居を検討する。大型の会議室や外国語が通じる医療施設も置く。
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 都市開発は経済への波及効果も大きい。例えば今回の八重洲口の開発ビルの地下には2万平方メートルの大型バスターミナルを設ける。羽田・成田の両空港から都心へのアクセスが一段と便利になり、訪日客の増加につながる。周辺の小売店やホテルにとって収益拡大のチャンスとなり、地方の観光需要の掘り起こしにもなる。外資系企業を誘致できればオフィス賃料の上昇や周辺の住宅需要も高まる。
Photo_2
東京駅八重洲口再開発に6000億円 三井不と東京建物

東京は日々変わっている。
八重洲再開発も夢のある話である。
上図に見るように、大都市圏の大規模再開発プロジェクトもある。

しかし、地方に目を転じると疲弊が隠せない。
外国人観光客を呼び込んだとしても、果たしてそれが活性化と言えるだろうか、と疑問である。

例えば、富士山麓の景勝地には、中国人や韓国人が増えている。
あるいは京都などの代表的観光地も外国人にジャックされたような雰囲気である。
それが悪いというのではないが、何だかなあ、という思いがする。
地方に住む日本人自身が元気にならなければ、という感じである。
経済成長重視だと、大都市への集中に傾くことは必然である。
「地方創生」を「成長戦略」の目玉にするというのは、ブラックジョークではないだろうか?

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