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2014年12月28日 (日)

「女性が輝く日本」の新人代議士・前川恵/日本の針路(91)

「女性が輝く日本」が、安倍内閣の成長戦略の柱であると、繰り返し首相自身が口にしてきたことである。

 全ての女性が活躍できる社会を創る。これは、安倍内閣の成長戦略の中核です。
 仕事と子育てが両立しやすい環境を創ります。「小一のカベ」を突き破るべく、一次内閣で始めた放課後子どもプランを着実に実施してまいります。
 家族の絆を大切にしつつ、男性の育児参加を促します。育休給付を半年間五十%から六十七%に引き上げ、夫婦で半年ずつ取得すれば一年間割増給付が受けられるようにします。
 子育てに専念したい方には、最大三年育休の選択肢を認めるよう経済界に要請しました。政府も休業中のキャリアアップ訓練を支援します。一年半でも二年でも子育てした後は、職場に復帰してほしいと願います。
第百八十六回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説

しかし、首相が実際に行っていることは「女性が輝く社会」を阻害するようなことばかりであろう。
⇒2014年10月24日 (金):「女性が輝く社会」と「妊娠降格」訴訟/日本の針路(58)
肝いりで閣僚にしたはずの女性も、怪しい群像というべきだろう。
⇒2014年9月29日 (月):怪しい安倍改造内閣の女性閣僚たち/日本の針路(45)
⇒2014年10月 9日 (木):続・怪しい安倍改造内閣の女性閣僚たち/日本の針路(49)
⇒2014年10月16日 (木):続続・怪しい安倍改造内閣の女性閣僚たち/日本の針路(52)

挙げ句の果ては2大臣の同時辞任である。
⇒2014年10月20日 (月):女性閣僚W辞任と片山さつき議員の資質/日本の針路(55)
しかし辞任して少しは反省しているかと思いきや、先の衆院選では二人とも当選し、あたかも「みそぎ」は済ませたというような感じである。
「登用→不祥事露見→辞任→みそぎ」と本人にしてから、じっくり考えてみる時間もなかっただろう。

「輝いている」のは、大臣に登用されるような「大物」ばかりではない。
衆院選で初当選した議員にもいる。

 Q.これからどちらに向かう?
 「今から・・・なんと言えばいい?」(自民【比例・初当選】 前川恵衆院議員)
 「『初登院のため、中央玄関に向かいます』と・・・」(自民党スタッフ)
 記者の質問に対し、確認をとるのは、料理研究家の肩書きを持ち、比例東京ブロックで初当選した自民党の前川恵議員です。
 Q.正門を通った感想は?
 「初めて入ったので、広いなと」(自民【比例・初当選】 前川恵衆院議員)
 初登院した前川議員に今回の選挙で問われたアベノミクスについて聞くと・・・。
 「国民の皆さまからアベノミクスに評価を得たのだと思う」(自民【比例・初当選】 前川恵衆院議員)
 「その一方で実質賃金が下がっているというデータがあるが」(記者)
 「それもひとつの課題だと思いますが・・・。どうしよう、分かんない」(前川恵衆院議員)
 「思うことがあれば・・・」(記者)
 「コメントは控えます」(前川恵衆院議員)
 では、議員定数の削減については・・・。
 「(議員定数)削減は・・・。個人的なことですよね。私は削減も“あり”だと思います。あれ、自民党の方針ってどうでしたっけ」(自民【比例・初当選】 前川恵衆院議員)
 「議員定数が削減されると比例の議席も減るが・・・」(記者)
 「分かんない。それはノーコメントです。私は『食』という分野で、精いっぱい自分ができることをやっていけたらと思います」(前川恵衆院議員)
初当選議員ら特別国会に

前川氏の様子は、下記に投稿されている。
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前川恵 衆議院議員の受け答えが酷すぎる まとめ

「選良」という言葉がある。
既に死語かもしれないが、次のような意味である。

選ばれたすぐれた人。特に、選挙によって選び出された代議士のこと。

こういう人が「選良」なのか?
暗然とする思いである。

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