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2014年7月 6日 (日)

鍼灸と漢方/「同じ」と「違う」(80)

一か月ほど前に、大学の同期会が初めて開かれた。
現住地が東京と大阪を中心に全国に分散しているので、中をとって岐阜で開催ということになった。
日本の人口重心は岐阜県の関市だという。
私は新幹線の駅からして、「岐阜は名古屋の西」という思い込みがあったが、地図で見ると北という方が正確である。
長良川の鵜飼いを楽しもうという趣旨だったが、半身不随の私は河畔から眺めるに留めた。

翌日、岐阜在住の同研究室出身の友人が、車で近傍を案内してくれた。
その1つに、内藤記念くすり博物館があった。
木曽川の・中州にあり、エーザイの創業者内藤豊次により1971年(昭和46年)に設立されたものである。
たまたまJR東海の広報誌「ひととき」の6月号に坪内稔典氏の紹介文があり、「もう一度行きたい場所」とされていたのでタイミングが良かった。

博物館の前に薬草園が広がっている。
約450種の薬用植物が植えられているという。
20140601_111859

興味はあったが、当日は真夏のような炎暑で、この辺りは暑さで有名な地域である。
外の見学は自粛した。
博物館の中は充実した展示であった。
「撮影は自由」という。
漢方について詳しく説明されていて、確かに「もう一度行きたい場所」である。
20140601_113124

われわれは、東洋(中国)医学を「漢方」と言っているが、江戸時代、ヨーロッパ医学を蘭方と指すことに対して考案されたとされる。
漢方医学(Wikipedia)によれば、以下のような概要である。

症状を含めたその患者の状態を証(しょう)と呼び、証によって治療法を選択する。証を得るためには、四診を行うだけではなく、患者を医師の五感でよく観察することがまず必要である。
西洋医学では、患者の徴候から疾患を特定することを「診断」と呼び、これに基づいて疾患に応じた治療を行う。しかし漢方医学では、治療法を決定すること自体が最終的な証となる。例えば葛根湯が最適な症例は葛根湯証であるという。

漢方医学の治療的技法として、生薬方と鍼灸がある。
ただ「漢方」という場合には生薬方を指す場合が多い。
あるサイト(http://kenkouzousin.seesaa.net/article/32026981.html)では、「漢方と鍼灸」の差異について、「同じ理論からスタートしているが、治療に生薬を使うか、はり灸を使うかの違いだけ」と説明している。

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