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2014年2月28日 (金)

ビットコイン騒動/花づな列島復興のためのメモ(313)

ネット上で流通する仮想通貨「ビットコイン」の取引所「Mt.Gox」が破綻した。
同社の代理人が28日、都内で記者会見を開き、東京地裁に民事再生手続きの開始を申請したと発表した。
システムへの不正アクセスで、ビットコインが不正に引き出された可能性があるといい、刑事告訴を検討中という。

ビットコインは、2009年から流通し始めた。
通貨の供給量を管理する中央銀行のようなものは存在せず、価値はビットコインに対する信頼度によって決まる。

東京が本拠のビットコイン取引所マウント・ゴックスのサイトがアクセスできなくなって、関係者が動揺している。
私も、マウント・ゴックスでアクセスしてみようと思ったが、できなかった。

ビットコインを入手したい人は、ネット上の専門の取引所で円やドル、ユーロといった通貨と交換する。
ビットコインがあれば、それを扱う店で買い物ができる。
日本全国では、レストランや外国語教室など約20店でビットコインによる決済ができる。
140227_2
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014022702000138.html

マウント・ゴックスの顧客の大半は外国人だという。
日本で使える店が限られた少数であったことから当然であろう。
使える店は、ほとんどがIT好きの外国人が経営していたらしい。
どこも利用者は数える程度で、まだ電子マネーのような広がりはないのが実態のようで、普通の市民は手を出していないだろうから、被害が出ても範囲は限られている。

発明者(提唱者)は、サトシ・ナカモト(中本哲史)と言われている。
名前からすれば、日本人のようだが、その正体は一切明らかになっていない。
英ガーディアン紙が2013年12月9日に発表した「2013年・今年の顔」の第6位にランクされている。

   ナカモト氏は2009年、「ビットコイン:P2P 電子マネーシステム」と題した論文をインターネット上に公表した。和訳版も入手可能で、論文の冒頭にビットコインの最大の特徴、すなわち「金融機関を通さない直接的オンライン取引が可能になる」点が書かれている。政府や中央銀行の規制に縛られない斬新な通貨の理念は、金融不安に揺れた欧州を中心に海外で受け入れられ、日本国内でも専用の取引所が整備されたり、決済に取り入れる店舗が徐々に登場したりしている。2013年11月には、1ビットコイン=12万円超と最高値をつけ、この1年で世界的に「ブレイク」した感がある。
http://www.j-cast.com/2013/12/27193222.html?p=all

ナカモト氏の人物像は不明なままである。
米情報工学の権威で、「ハイパーテキスト」の生みの親であるテッド・ネルソン氏は、ユーチューブで、「ナカモト氏とは、京都大学数理解析研究所の望月新一教授だ」と断言した。
望月教授は2012年8月、数学上重要な「ABC予想」を証明する論文をネット上に公開し、世界中から大きな注目を浴びた人である。
しかし、望月教授本人は否定しているという。

ビットコインは、仮想通貨といわれるが、希少性のある物質、金とか、オランダの歴史的バブルで有名なチューリップの球根のようなものではないだろうか。
仮想にしても、なまじ通貨というから混乱が起きるように思う。
Nw
Newsweek日本版、2014年2月25日号

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