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2014年2月 9日 (日)

都知事選と安倍政権批判/花づな列島復興のためのメモ(305)

都心でも27cmの積雪で、昭和44(1969)以来45年ぶりの大雪だという。
私が社会人になって初めてということになるから、記録的であろう。
そんな中で迎えた都知事選は、日本の未来を問う性格になると考える。
⇒2014年1月23日 (木):文明や国のかたちが問われる都知事選/花づな列島復興のためのメモ(299)

アベノミクスと呼ばれるものの是非について、その危うさを何回か指摘してきた。
2013年5月29日 (水):アベノミクスの危うさ/花づな列島復興のためのメモ(221)
~2014年2月 1日 (土):官製成長戦略でイノベーションは起きるか/アベノミクスの危うさ(26)

しかし、このところ経済政策はともかく、安倍首相の政権運営は暴走というべきレベルであろう。
特定秘密法案を強行したこともそうであるが、憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認することに意欲を見せている。
しかし、現在の国際情勢下で、ことさらに集団的自衛権を言わなければならないのか?
安倍首相の念頭にある日米同盟の強化は、冷戦時代のものであって、アメリカも困惑気味だという。

NHKの人事では、安倍首相の息のかかっている人に問題発言が多すぎる。
籾井新会長が、就任の抱負を語るべき記者会見で、オッサンの居酒屋談義と同じようなレベルの歴史認識を披歴した。
⇒2014年2月 2日 (日):責任野党などあり得るのか/花づな列島復興のためのメモ(301)

経営委員の中からも問題発言が続いている。
長谷川三千子埼玉大学名誉教授が、朝日新聞社で拳銃自殺した右翼の野村秋介を礼賛する追悼文を発表していた。
長谷川氏に思想信条の自由があって、それを制限されないことは当然である。
しかし、NHKの経営委員として、メディアに拳銃を携行した人間を讃えるような人に、果たして適性があるのjか疑問である。
Photo
http://mainichi.jp/graph/2014/02/05/20140205k0000m040180000c/002.html

同じく経営委員の百田尚樹氏が、都知事選で田母神俊雄氏の応援演説をした。
その中で、他の候補者たちを、「人間のクズ」と表現して問題になっている。
2月3日に新宿駅の西口で行われたものだが、民主党の有田芳生参議院議員が質問すると、安倍首相は「聞いていないから答えようがない」と答弁した。
真面目な態度とは思えない。
確認しようと思えばいくらでも確認しようがあるだろう。

私は、百田氏については、出光興産の創業者・出光佐三をモデルにした『海賊と呼ばれた男』講談社(2012年7月)、クラシック音楽愛好書『至高の音楽  クラシック 永遠の名曲』PHP研究所(2013年11月)しか読んでいないが、悪い印象は持っていなかった。
しかし、その歴史認識を含め、ガッカリした。
百田氏は安倍首相との対談本『日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ』 ワック(2013年12月)もあるので、お仲間ということだろう。
その百田氏が、田母神氏の応援をし、田母神氏自身が「首相と国家観、歴史観が同じ」と言っている。
⇒2014年1月10日 (金):都知事選を「勝ち抜く力」は誰に/花づな列島復興のためのメモ(291)
まあ、政治的な思想と書いたものの評価は別に考えるべきだというのが私の基本的な考えではあるが。

さて、都知事選は、改めていうが、文明のあり方、私たちの生き方を問うものであろう。

 都内の人口は東京五輪が開催される二〇二〇年以降、減少に転じます。都の推計では一〇年に20%だった六十五歳以上の割合は二五年に25%、六〇年には39%まで上昇します。超高齢化社会の本格的な到来です。
 都内の介護施設不足にどう対応するのか、人間関係の希薄さが指摘される大都会で、どうやって支え合い社会を築くのか。そのための財源をどうするのか。
 東京が先進的な取り組みを打ち出し、それを軌道に乗せることができれば、同じ悩みを抱えるほかの自治体の参考にもなります。国の政策をも動かすでしょう。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2014020902000119.html

私は、「脱原発」は、文明のあり方、私たちの生き方の象徴だと思っている。
都知事選では、複数の候補者がを掲げているが、安倍政権は、原発の是非が争点になることを嫌がったように見受けられる。
原発維持政策を継続し、再稼働に道筋をつけるためには触らぬ神に祟りなしということだったのだろう。
しかし、都知事選の結果に関わらず、「脱原発」の動きは次第に大きくなっていくであろうし、止まらないであろう。

追記
20:00に開票が始まって間もなく、舛添氏の当確が流れた。
事前の調査を踏まえての判断であり、間違いないだろう。
問題は、「脱原発」票がどの程度になるかであるが、それは最終的な開票を待とう。

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コメント

都知事選と安倍政権批判/花づな列島復興のためのメモ(305): 夢幻と湧源

投稿: 5sn | 2014年3月 8日 (土) 02時43分

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