猪瀬さん、『言葉の力』は今いずこ?/花づな列島復興のためのメモ(282)
猪瀬都知事は、精神的にかなり追い詰められているように見える。
TVに映し出されている姿は尋常ではない。
汗を垂らしながら、空虚というか支離滅裂な答弁を繰り返す様は、『言葉の力 - 「作家の視点」で国をつくる』中公新書ラクレ(2011年6月)を書いた人とは思えない。
何かがおかしいというか異様である。 八十二銀行には私も(苦い)思い出がある。 猪瀬氏が5千万円を借りたのが11月20日、八十二銀行の貸金庫にいれたのが21日である。 また、貸金庫が2つあることも伏せていた。 私は猪瀬氏の熱心な読者というわけではない。 都議会でカバンに5千万円が入るか入らないかというような、本質とは思えない質問に、空虚な説明など見たくはない。
何かに怯えてでもいるような感じといえようか。
借入を仲介したのは、新右翼といわれる一水会代表の木村三浩氏という。
別に彼の交友関係を云々するつもりはないが、木村氏との関係はどのようなものなのか?
猪瀬氏は貸金庫を利用した。
八十二銀行青山支店に妻名義で貸金庫を開設したのが、5千万円を徳田毅衆院議員から受け取った前日の昨年11月19日である。
伊那の方にある某社と共同事業を行っていた会社と提携したところ、その某社の取引銀行が八十二銀行だった。
後にちょっとした争いが起きて、八十二銀行ともヤリトリがあったという昔の話ではあるが、八十二銀行というのは、長野県の地銀である。
長野県飯山市出身で、信州大学OBの猪瀬氏が懇意にしていても不自然ではない。
不自然なのは経緯と猪瀬氏の説明である。
それを今年5月10日に解約して、現金は横浜銀行つくし野支店の貸金庫に移していた。
今まで、5千万円には手を触れていないと説明していたのとは全く違う。
貸金庫をめぐる説明は以下のようである。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013121702000120.html
手を付けていないはずの金庫を、12月18日と2月1日に「開けて」いたのである。
12月18日といえば、16日の知事選の2日後である。
選挙資金として使ったのならば、それはそれで理解できる。
当選後に入用というのは?
しかし、言論によって社会に影響力を行使してきた人だと思う。
また、みずからその矜持があるからこそ、『言葉の力 - 「作家の視点」で国をつくる』を書いたのであろう。
残念ながら、オリンピックの顔は別の人にやってもらうしかないようである。
西郷隆盛の有名な最後の言葉を借りれば、「猪どん、ここらでもうよか・・・」というところであろう。
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