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2013年6月26日 (水)

言葉はデジタル/知的生産の方法(63)

私たちは「虹は7色」と思っている。
それは、可視光を7つに分解して見ているということである。
すなわち、短波長側から、紫・藍・青・緑・黄・橙・赤である。
Photo_9
http://www1.c3-net.ne.jp/kato/colcube/

光のスペクトルが7色だと主張したのはニュートンである。
彼は、音楽理論 との関係を意識したのだと言われる。
しかし、光のスペクトルはデジタル量ではない。
連続した波長の変化であるから、区分の仕方は任意である。

たとえば、黄と緑の間には黄緑がある。
そして、黄緑と黄の間には黄黄緑が、黄黄緑と黄の間には黄黄黄緑が、というようにいくらでも細分できる。
その、どこまでを識別できるか?

おそらく、それは名前と関係するのではないか。
黄緑系の色見本を検索すると、以下のようなものがある。
Ws000000_2
http://www.maku-main.net/creating/color/lyme.html

いずれにしろ言葉の数は有限であるから、デジタル(離散的)に波長を区切ることになる。
色相環は、紫・藍・青・緑・黄・橙・赤に赤紫を加え、環状に配置したものである。
Photo_12
http://www2s.biglobe.ne.jp/~yoss/color/colorkiso.html

色相環の対角線上にある色が補色である。

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