« 放射性物質漏洩事故の認識/原発事故の真相(71) | トップページ | 専門家の市民感覚/花づな列島復興のためのメモ(220) »

2013年5月27日 (月)

熊野本宮大社/紀伊半島探訪(7)

熊野本宮大社は、全国に3000社あるといわれる「熊野神社」の総本山である。
和歌山県田辺市本宮町本宮にある。
本殿へは、158段あるという石段を登っていく。
Photo_4

身障者にはきつそうだったので、尋ねてみると裏側に身障者用の駐車場があるという。
有難いことだ。
至る所に八咫烏がデザインされている。
Photo_5

八咫烏は、日本神話で、神武東征の際に、高皇産霊尊によって神武天皇の元に遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされる烏である。
3本足のカラスとして知られる。

かつては、熊野川・音無川・岩田川の合流点にある「大斎原」と呼ばれる中洲にあったが、明治22年の洪水で多くが流出した。
流出を免れた上四社3棟を明治24年(1891)に現在地に移築・再建したという。
http://www.hongu.jp/kumanokodo/hongu-taisya/

大斎原の古図として、以下のようなものが残されている。
Photo_8
http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/hongu/colum/colum.htm

大斎原の現況は以下のような雰囲気らしい。
Photo_6
http://www.hongu.jp/kumanokodo/hongu-taisya/ooyunohara/

社殿は3棟並んで建っている。
左手の社殿が夫須美神(ふすみのかみ)・速玉神(はやたまのかみ)の両神、中央は主神の家津美御子大神(けつみみこのおおかみ)、右手は天照大神(あまてらすおおみかみ)が祀られている。

Photo_7
http://www.hongu.jp/kumanokodo/hongu-taisya/

左の社殿と他の2つの社殿の向きが90度違うのはなぜだろうか?
いにしえの雰囲気を漂わせている神社である。

|

« 放射性物質漏洩事故の認識/原発事故の真相(71) | トップページ | 専門家の市民感覚/花づな列島復興のためのメモ(220) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

紀伊半島探訪」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 熊野本宮大社/紀伊半島探訪(7):

« 放射性物質漏洩事故の認識/原発事故の真相(71) | トップページ | 専門家の市民感覚/花づな列島復興のためのメモ(220) »