四川省の地震/花づな列島復興のためのメモ(209)
四川省でまた大きな地震が起きた。
2008年5月12日にも、死者8万7000人の巨大地震が発生している。
三国志の蜀の地で、劉備玄徳の名前や辛い四川料理で有名である。
私はかつては辛いものが大好きだったが、発症後は食道が過敏になり、刺激物は苦手になった。
震源の近くに、水問題の聖地とも称される都江堰がある。
都江堰は、四川という名前のもとになった4つの川の1つである岷江に設置されており、世界文化遺産に登録されている。
http://www.asahi.com/international/update/0420/TKY201304200219.html
四川盆地は,その標高は200―750m程度の盆地であるが、その西側のチベット高原東端部は標高が4,000m以上に達し、その境界は非常に大きな標高差をなしている。
http://www.yomiuri.co.jp/adv/wol/opinion/science_080526.htm
インドプレートがユーラシアプレートを圧迫してヒマラヤ山脈が形成されたといわれており、元来地質活動が活発な場所である。
⇒2008年5月24日 (土):四川大地震と都江堰
今回も、チベット高原と四川盆地の境界部部の断層帯で大きなズレが生じたのだろう。
中国南西部の四川省雅安市芦山県で20日朝に発生した地震は、21日現在で死者・行方不明者が203人、負傷者も約1万1500人に上り、被害規模は拡大している。
マグニチュード(M)6.6の地震は同日午前8時過ぎに発生。被災地は2008年に約7万人が死亡した大地震の震源にも近い。死者の多くは芦山県に集中しており、現地では救助活動が行われているが、道路が狭いことや地滑りなどで救助は難航している。
国際赤十字・赤新月社連盟の関係者は、芦山県の中心部が落ち着きを取り戻しているものの、かなりの量のテントや物資が依然必要だと説明。交通渋滞のため、物資がなかなか届かないと話した。
一方、雅安市の地震当局者は記者団に対し、死者の数が今後急増することはないとの見通しを示したが、一部山間部では被害状況を完全に把握していない場所もあるかもしれないと述べた。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE93K00020130421
レンガでできた家が崩壊している。
建築基準などないのであろうか?
また福島県で地震があったようだ。
なんだかマグマと地殻の動きが活発化しているようで気になる。
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