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2013年1月 3日 (木)

一宮とはどういうものか?/やまとの謎(74)

近くにある三嶋大社は、正月三が日は初詣客で賑わう。
参拝の客は周辺の道路にはみ出し、クルマで来る人も多いので、市内は至るところ渋滞である。
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境内も人で溢れていて、身障者は参拝もままならない。
Img_20702_2

三嶋大社は、伊豆国の一宮であった。
おそらく全国の一宮で同じような光景が繰り広げられていることだろう。

静岡県は、旧伊豆、駿河、遠江の三国からなるが、三嶋大社には伊豆だけではなく、駿河の東端部(いわゆる駿東地方沼津市、裾野市、御殿場市等)からも参拝客が集まる。

一宮とは何か?
Wikipediaによれば、次のようである。

一宮(いちのみや)とは、ある地域の中で最も社格の高いとされる神社のことである。一の宮一之宮などとも書く。

通説によると一宮の起源は国司が巡拝する神社の順番にあると言われている。
現在ではすべての神社は平等と言うことになってはいるが、かつて一宮とされたことのある神社のほとんどが、その地域の第一の神社という誇りをもっているようだ。
一宮の成り立ちについては、「一個人2013年2月号-特集日本神社の謎」の『日本の歴史を動かした「一の宮」の秘史』に、以下のような変遷図が載っている。
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