民主主義を葬った民主党/花づな列島復興のためのメモ(89)
消費税増税をめぐって民主党は大荒れ模様である。
昨日の段階では議論百出の状態であったが、前原政調会長が強引に、「今日決めさせていただくことを約束している。異論が出ている以上、私、政調会長にご一任いただきたい」と宣言して閉会した。
「異論があるから、一任せよ」というのは不可解な言い方である。
これではもちろん反対派が納得するはずもない。
引き続き、今日(20日)午後5時から両院議員懇談会で討議が続けられていたが、結局、野田首相と輿石幹事長への一任という形で閉会したらしい。
いつまで議論しても尽きることはないのであろうが、それでもスケジュールありきで議論を打ち切ったのは事実である。
もう民主党という政党には未練はないが、皮肉なことに、民主党という名前の政党によって現代日本の民主主義は葬り去られたのだ、ということを忘れないようにしよう。
前原政調会長は、もともと「社会保障・税一体改革関連法案の修正協議に関する党内手続きについて、両院議員総会や両院懇談会は政策決定を行う場ではない」という意見であった。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK082843020120614
とすれば、昨日と今日の会合は何のために行われたのか?
単なるガス抜きということか?
民主党が民主的手続きを放棄した行く末に何があるか?
消費税も、原発再稼働も、結局問答無用である。
問答無用の風潮が勢いづくことを危惧する。
野田首相が、「私が責任をとる」と言ってみても、どうにもならない。
現に、福島第一原発事故について誰が責任をとったのか?
被害を受けるのは、声なき大衆(サイレント・ピープル)である。
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