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2012年5月22日 (火)

東京スカイツリーの開業/花づな列島復興のためのメモ(70)

今朝は気持ちよく晴れた。
昨日がこういう天気だったらと思うが、こればかりはどうにもならない。

東京スカイツリーが開業した。
高さ634mで、自立式電波塔では世界一である。
Photo_2
http://syatyounosyakkin.blog90.fc2.com/blog-entry-483.html

東京タワーの約2倍である。
展望台は、350mと450mにある。
東京タワーは、『ALWAYS 三丁目の夕日』の時代のシンボルとなった。
ランドマークとして機能することはもちろんだが、単なるランドマークに留まらない役割を担うことになろう。

私も、上図の塔の中で、トロントのCNタワー、東京タワー、エッフェル塔には上ったことがある。
不思議なもので、高い所に上ってみたくなるのが人情であろう。
スカイツリーにも開業の賑わいが一段落したら、行ってみたいと思っている。

スカイツリーには先端的な建築技術が結集している。

Photo_6 22日に開業する「東京スカイツリー」は、足元からてっぺんまで日本企業の最新技術に支えられている。地震にも風にも強く、ながめも快適で、夜のライトアップもみせる。企業は、ここで得た技術を生かした新ビジネスの獲得にも期待を膨らませている。
 ツリーに使われた技術の中でも、重要度が高く、世界初なのが、塔のど真ん中にある「心柱(しんばしら)」をつかった制振システムだ。日建設計と大林組がつくった。鉄筋コンクリート製の高さ375メートルが、ツリー本体とは分離した形で立つことで、地震などの際に本体とは違う動きをして、ツリー全体の揺れを抑える。

http://www.asahi.com/national/update/0521/TKY201205210600.html

また、南日本新聞の5月20日のコラム「南風録」に スカイツリーのデザインと構造について紹介があった。

 いにしえの高層建築、五重塔は地震に強い。空襲で炎上した東京・浅草寺の五重塔も、その前の関東大震災にはびくともしなかった。300年近くたっても強度を保てたのは、塔の中心を走る「心柱」のおかげである。
 「ボルトもクレーンもない時代に建てられたのに、倒れたことがない。千年以上前から伝わる日本人の知恵と技術の結晶」。彫刻家の澄川喜一さんが小紙インタビューで語っていた。澄川さんがデザインを監修した東京スカイツリーが22日開業する。
 スカイツリーの中心には、心柱にならって1本の巨大な柱が立つ。その柱を複雑に組み合わせた鉄骨で囲み、634メートルの高さまで積み上げた。新旧の技術力を結集、3万7000個もの鉄骨でできた建物の耐震性は、東日本大震災で実証済みだ。

五重塔の心柱との共通性については良く知られている。
⇒2011年5月24日 (火):五重塔の柔構造と震災復興構想/やまとの謎(31)

毎日新聞5月20日の「社説」は、以下のように論じている。

 まず、空に伸びる大樹をイメージした形が目をひく。地上では三角形の平面が、上に行くにつれ円形に変化する。日本刀の「そり」や寺社の柱のふくらみである「むくり」など、日本の伝統的なデザインが取り入れられている。見る角度によって微妙に姿が変化するのが楽しい。機能美の東京タワー(東京都港区)とはまた違った味わいだ。
 塔の建つ場所に注目したい。建築評論家の馬場璋造(しょうぞう)さんは「都市というのは東西南北、各方向で引っ張り合っている」と指摘する。そして、片方にだけ引っ張られると都市全体が単調になり、活力が失われていくというのだ。逆に多方向に引っ張られると都市が活性化し、多彩な表情を見せるという。それは人々の多様な楽しみや夢につながる。
 住宅が広がり、都庁が新宿に移転し、東京は、西へ引っ張られることが多かった。東部の下町は関東大震災や東京大空襲の被害を受け、古い家並みを失い、庶民の街として近代化を支えてきた。墨田区出身の王貞治さんは故郷について「近年、閉塞(へいそく)感があった」と話している。
 スカイツリーは東京の重心を少し東へ動かすだろう。そこは北関東や東北地方にも通じている。東日本大震災の被災地にも、プラスの効果をもたらすことが期待される。
 権力が位置する場所の塔は周囲を見下ろし、圧迫感を放つ。下町の塔は、土地のエネルギーが立ち現れたような土着性を感じさせる。
・・・・・・
 地上450メートルにあるスカイツリーの「天望回廊」から眺めた風景は格別だ。すべての高層ビルが足元に見える。隅田川や荒川が街に活力を注ぎ込むように感じられる。海と山々に囲まれた関東平野の広さもよくわかる。この地方の歴史や未来に思いをはせる人もいるだろう。それは都市や社会のあり方を考えるきっかけにもなるのではないだろうか。

スカイツリーも、「用と美」の典型例だろう。
⇒2011年10月29日 (土):猿橋の「用」と「美」と「レジリエンス」/花づな列島復興のためのメモ(10)
下町の塔がどのような影響を及ぼすか。
いまこの国には閉塞感が漂っている。
スカイツリーは、「3・11」後社会の新しいパラダイムを象徴するランドマークになるような予感がする。

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