霧島高原「まほろばの里」/闘病記・中間報告(45)
日曜日はリハはお休みなので、さっそく外出訓練に出た。
妻は明朝帰るので、ランチでも一緒に、というわけである。
近くに「まほろばの里」というレジャー施設があると聞き、行ってみることにした。
朝方は、あいにく昨夜の激しい雨の名残りがあって、名の通り霧が深く視界が悪い。
それでも、許可を得ていた10時頃にはほとんど止んでいたので、予定通りバスに乗って出かけた。
リハセンターのある丸尾から10分ほど下ったところにある。
人工芝スキー場、陶芸体験教室、焼肉BBQなどがある典型的な高原リゾートであるが、信州や伊豆に馴染んだ人間には魅力に乏しいと見た。
⇒霧島高原 まほろばの里
「まほろば」というのは、素晴らしい場所」「住みやすい場所」という意味の古語である。
ヤマトタケルの歌はよく知られている。
やまとは国のまほろばたたなづく青垣山ごもれるやまとしうるわし
ヤマトタケルは終焉の地となる能褒野(能煩野:のぼの)に着く。そして,ここで力尽きた。
その知らせは宮にいる妃たちにも届いた。そして,能褒野に陵を造った。みなが嘆き悲しんでいると陵から一羽の白鳥が空へ舞い上がり,大和の方へ飛んでいった。
http://www.asukanet.gr.jp/tobira/yamatotakeru/yamatotakeru.htm
やはり『古事記』に縁がある。
霧島高原の「まほろばの里」も晴れていれば印象が違ったかも知れない。
ただ、園内の天降川焼という登り窯が、1年に3回という火入れの時に遭遇したのはラッキーだった。
昔よりは短時間で焼き上げられるように効率の改善が図られているようであるが、何日間かは緊張の時であろう。
供えられているお神酒が焼酎であるのは、さすが鹿児島である。
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