救急車か!タクシーか!/闘病記・中間報告(46)
今日は週に一度の教授回診日だ。
病室で待機していると、まだ時間があるからとOTのJさんに促され、リハ室で自主トレ。
時間が迫ってくると看護師に、「そろそろ部屋へ」といわれ病室に戻る。
なるべく時間を有効にという配慮に感謝。
1300より、『脳卒中の再発予防』のテーマで、学習会。
一番関心のあるテーマなので参加。
たまたま新聞の広告で、発売中の「週刊新潮」120426号に、『有名人が語る「脳卒中」 前兆と初期症状の研究』という記事が載っていることを知った。
気になるので、先日妻に買ってきてもらっておいた。
リハセンターの近くにコンビニがあるが、独りの外出は禁じられている。
最初に、『「喋れない」「力が入らない」-大山のぶ代、山川静夫を襲った脳梗塞』という記事がある。
脳卒中は日本人の死因では第3位で、患者数は年々増加傾向にある。この〝国民病〟ともいえる脳卒中とは、どんな病気なのか。
「脳卒中とは、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの総称です」
と言うのは、日本脳卒中協会専務理事で中山クリニック(大阪市)院長の中山博文氏である。
「脳の中の血管が詰まるのが脳梗塞。脳の中の細い動脈が破裂するのは脳出血。動脈の瘤が破れるのが、くも膜下出血です。これらに共通しているのは、突然、起こることで、脳の循環障で害がもたらされ、麻痺などの症状が生じるのです」
ここまでは、大体周知されていることだろう。
私も、中間報告で書いたことがある。
⇒2010年3月 6日 (土):闘病記・中間報告
『「脳卒中」もし自覚症状を感じたら救急車か!タクシーか!』という記事がある。
私の体験では、予知することは極めて難しい。
⇒2010年3月22日 (月):闘病記・中間報告(2)予知の可能性
上記にもあるように、「突然、起こる」ことが特徴である。
恥ずかしながら、私は発症した段階であってさえも、自分が脳卒中に罹ったことを自覚できなかった。
⇒2010年4月11日 (日):闘病記・中間報告(3)初期微動を捉えられるか
専門家の間には、「タイム・イズ・ブレイン=時は脳なり」という言葉があるそうだ。
一刻も早い処置が有効であることは強調し過ぎることはない。
肝腎の結論ナシでは、謎解きのない推理小説のようなものだ。
栗本慎一郎さんは、「救急車はNO]と言うが、私は「救急車にすべし」派である。
⇒2010年4月18日 (日):闘病記・中間報告(4)初動対応と救急車の是非
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