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2011年12月25日 (日)

クリスマス・スペシャル・クラシックス@東京国際フォーラム

東京国際フォーラムの「クリスマス・スペシャル・クラシックス」と題するコンサートを聴きに行った。
1F席だけで3000人のキャパという大ホール(A)がほぼ満席だった。
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http://www.koransha.com/orch_chamber/Xmas_specla2011/index.html#text

プログラムは以下の通り。

M.グリンカ:歌劇《ルスランとリュドミラ》序曲
J.S.バッハ:G線上のアリア
R.ワーグナー:歌劇《ローエングリン》より第三幕への前奏曲、結婚行進曲
G.ヴェルディ:《椿姫》より「乾杯の歌」
G.ビゼー:歌劇《カルメン》より「ハバネラ」
E.エルガー:威風堂々第1番ニ長調
G.F.ヘンデル:オラトリオ《メサイア》より「ハレルヤ・コーラス」
P.マスカーニ:《カヴァレリア・ルスティカーナ》より間奏曲
F.シューベルト:アヴェ・マリア
L.V.ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調《合唱付き》より第4楽章

馴染みのある名曲が多いプログラムである。クリスマス音楽のベストミックスあるいはハイライト集といえようか。
オーケストラは、ファハラディン・ケリモフが指揮する170余年の歴史を持つレニングラード国立歌劇場管弦楽団。
同劇場はプロコフィエフの「戦争と平和」、ショスタコーヴィチの「鼻」「ムツェンスク郡のマクベス夫人」などを初演した劇場としても知られ、偉大なバス歌手シャリアピンも、この劇場で初演作品を多く残したという名門である。
合唱指揮は、松下耕。合唱のThe Metropolitan Chorus of Tokyoは、松下耕氏が音楽監督・常任指揮者をつとめる合唱団からなるグループの総称「耕友会」の合唱団である。
ソリストは、ソプラノ:マリーナ・トレグボヴィッチ/メゾソプラノ:ソフィア・ファインベルグ/テノール:ドミトリー・カルボフ/バリトン:ノコライ・コピロフというメンバー。

クリスマス気分が横溢した楽しいコンサートであった。
特に『第九』を今年も聞けたことは歓びである。
オケと合唱が見事に調和し、第4楽章だけで、十分に堪能できる。
耳が聞こえなかったというのが信じ難い。
⇒2011年12月21日 (水):様々なる『第九』
日本という国にとっては東日本大震災からの復興を祈念し、私にとっては脳梗塞の後遺症からの回復を願っての『歓喜に寄す』として聴いた。
⇒2011年12月23日 (金):発症から2年、リハビリは復興だ/中間報告(37)

帰りに余韻を反芻しながら、丸の内のイルミネーションを楽しんだ。
「光都東京・LIGHTOPIA2011」。
照明デザイナーとして有名な石井幹子氏がエグゼクティブ・アドヴァイザーになり、<絆と希望、そして未来へ>というコンセプトで開催されている。Rimg0033
今年のライティングには鎮魂の思いが込められている。

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