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2011年11月 5日 (土)

諏訪大社(2)出雲から諏訪へのルート/やまとの謎(41)

諏訪大社の主祭神タケミナカタは、『古事記』の上巻(神話)の登場人物である。
『古事記』にはどんなことが書かれているか?
神野志隆光『古事記 (21世紀によむ日本の古典 1) 』ポプラ社(0104)の「あとがき-『古事記』のおもしろさ」には次のように書かれている。

世界としてのはじまりから、それがなぜ天皇のものとしてあるか、さらに、どのようにして天皇による秩序が、大八島国とよばれる日本列島のすみずみにおよんだのか、そして、天皇のもとに、世界がどのようにして、より満ちたりたものとなってうけつがれてきたのか。その全体はまさしく天皇の世界の物語です。

大八島の支配の始まりがいわゆる「国譲り」の神話である。

出雲の有名な国譲りは、高天原の神々が、オオクニヌシに葦原中つ国の支配権を譲るように迫り、ついに承諾させるというものです。国譲りは、もちろんあっさりとスムーズに行われたのではありません。
高天原から、最初は天穂日命(あまのほひのみこと)が、次には天稚彦(あまのわかひこ))が国譲りの交渉役に遣わされますが、どちらもオオクニヌシに従ってしまって、高天原に帰ってこない。そこで武甕槌神(たけみかつちのかみ)と天鳥船神(あまのとりふねのかみ)(『日本書紀』では武甕槌神と経津主神(ふつぬしのかみ))が遣わされ、稲佐の浜に剣を突き立てて国譲りを迫るというものです。
オオクニヌシは、ふたりの息子に意見を求めようとします。すると、釣りに出ていた事代主神(ことしろぬしのかみ)は国譲りに承諾しますが、もうひとりの息子、健(ママ)御名方神(たけみなかたのかみ)は反対します。
そこで、健御名方神と武甕槌神の間で力競べが行われ、オオクニヌシの息子が敗れてしまいます。そのために、とうとう国譲りが実行されるのです。敗れた健御名方神は諏訪まで逃げ、その地に引き籠もって諏訪神社の祭神になったとされています。
いずれにしても、これは国譲りという説話になってはいますが、実際は、剣を突き刺して迫り、そのあげく力競べをするというように、武力で奪い取った色彩が強い。いわば、オオクニヌシが造りあげた国土を天孫族が武力で奪っているわけです。

http://www2.odn.ne.jp/~cic04500/yamatai11.html

言ってみれば、タケミナカタは、天孫族に対する抵抗勢力であった。
抵抗空しく諏訪まで逃亡したわけであるが、どういうルートを辿ったと考えられるか?
齋藤盛之『一宮ノオト』思文閣出版(0212)には、古代諏訪へのアクセスの経路として、下図が示されている。
Photo_4

同書では、タケミナカタの敗走経路には、天竜川筋北上説と姫川または信濃川南下説があるが、南北双方から数次の流入があったということであろう、とまとめている。
Yahoo知恵袋には、「諏訪大社の上社には大国主命の子が祀ってありますが、出雲大社とはどんな関係になっていますか」というQに対するAnswerの中に、次のような記述がある。

神話を歴史事実として、大国主命(出雲)~沼河姫(高志)~姫川~建御名方命(諏訪)とする考え方は否定的で、伊勢~天竜川~諏訪へのルートを取った金刺氏が建御名方命を取り込んだという説が有力とされる
大和岩雄・諏訪の神と古代ヤマト王権 より抜粋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1310686273

「なぜ諏訪か?」に対しては、以下のような解説がある。

今井野菊によれば諏訪に伝わる古い伝説に石への信仰がある。ご神体を「みじゃくじ」と呼び、石神井(しゃくじい)もその系譜だと言う。尖った石がご神体で、諏訪地方が信仰の中心だが、遠く関東の東京都練馬区石神井まで影響があった。ところが越(こし)の神様と戦争して破れたと言う。ただ政権は奪われたものの神社は存続し信仰は継続したようだ。(今井野菊「神々の里ー古代諏訪物語」:国書刊行会)。これについては中沢新一「精霊の王」(講談社)でも言及されている。
これとは別に
天照大神から国譲りを要求された出雲の大国主神は結論を息子たちに任せ、息子の一人事代主神(コトシロヌシ)は国譲りに同意した後、海に入り(自殺)、もう一人の息子建御名方神(タケミナカタ)は国譲りを拒否して長野県の諏訪まで逃げ、そこで追ってきた建御雷神(タケミカズチ)に平定される。なぜタケミナカタは出雲から諏訪まで逃げたのか。これはいかにも唐突ではないか。
古田武彦はこう説明する。出雲には国引き神話が残っている。出雲は国が小さかったので新羅を始め越や他の地方から綱と杭で国を引いてきた。このことの意味は、金属器が伝わる前(石器時代)に新羅や越の国を領土にしたことの反映だと言う。道具が綱と杭だから石器時代の話なのだ。
これらのことから、国譲りが行われた時には、越は
出雲の支配下にあり、諏訪はその越の支配下にあったことが想像できる。諏訪は出雲の配下だったのだ。そう考えると出雲から諏訪にタケミナカタが逃げ込んだのも不思議ではなくなる。
http://d.hatena.ne.jp/mmpolo/20070522/1179786109

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U-1速報より

韓国文化の底力と価値を紹介、いつか文化強国に~「韓国の世界記録遺産」


朝鮮工作員によるコピペ
 
倭猿達よ。お前達を真に統べる者は我等朝鮮民族である。我等は、真の日本の
支配階級なのである。お前達倭猿は、今後も永劫に我民族の栄光の為に貢献せ
よ。

我等は戦後50年余をかけ日本の全ての権力を統括した。これは事実である。政
治、行政、司法、マスメディア、教育、宗教。全ては我足下に跪いている。

我等は罪に問われる事はなく、税の収める義務もない。日本に徴兵制が復活し
たとて徴兵される事もない。我等を非難する事は、全てタブーである。これこ
そ、真の貴族の証に他ならない。

最近、我民族の一部が選挙権を云々しているが、あれは一部の無知なるもの。
我民族の下層階級者の主張でしかないなのである。真の支配者は支配する事あ
れ、表面的な政に参加する必要などない。正に天皇、皇族と同様である。

必要な時に、必要な程度、金を貢納させれば良い。

倭猿達よ。今後も我民族に貢献せよ。名誉が欲しければ、我民族への貢献なく
しては与えられる事はない。何故なら我等は真の日本の支配者なのであるから。
それを永久に認識せよ。

朝鮮人にしゃぶり尽くされる日本1ヶ月15万円までなら全額還付­される。つまり、1年で180万の税金を納めたとしても全額還付­される。在日は全員やってる!

これが奴らチョンの実態であり本性です。日本人よ真実を知り覚醒せよ!

投稿: nihon syugo | 2012年1月 7日 (土) 22時23分

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