ジョブズはリンゴに顔残す?
虎は死んで皮を残す、といわれるが、アップルのS.ジョブズの残したものは簡単には言えない。
数多くの追悼文が溢れており、いかに大きな存在であったかと改めて思う。
ジョブズの功績の論評はしかるべき人に譲るとして、ここではあるしたたかな試みを紹介しよう。
アップルという社名の由来については諸説ある。
名前の由来には諸説があって代表的なものだけでも、ジョブズがビートルズを尊敬(ビートルズのレコード会社名がアップル) / 同じくジョブズがフルーツダイエットをしていた時期があって、そのころリンゴだけ食べればシャワーを浴びる必要が無いと考えていたことから / リンゴは知恵の実で良いイメージ / 電話帳の最初のほうに掲載したかった(頭がA) / 現在のコンピュータの概念を初めて提唱したアラン・チューリングが青酸カリ入りリンゴで自殺したから / ほかにも多くの仮説・俗説があるが、いずれも米Apple社の公式な説明ではないため真偽は定かではない。
Wikipediaアップル インコーポレイテッド
またロゴマークについては以下のように説明されている。
Apple が創業されたときのロゴマークは、ニュートンがリンゴの木に寄りかかって本を読んでいるところをモチーフにした絵(ロン・ウェインのデザイン)であった。しかしこれでは堅苦しいと考えたスティーブ・ジョブズは、レジス・マッケンナ社のアートディレクターロブ・ヤノフに新しいロゴマークのデザインを依頼する。ヤノフは、シンプルな林檎の図案の右側に一かじりを加えた。「一かじり」を意味する “a bite” とコンピュータの情報単位の “byte” をかけたのだという。最初はモノクロだったが、ジョブズが、Apple IIのカラー出力を印象づけるため、カラー化を指示し、6色の横縞が追加された。横縞のないモノクロのロゴも、マニュアル、製品包装などの白黒の印刷物に引き続き使用された。
1997年にジョブズが暫定CEOとしてAppleに復帰すると、黒のボディに白抜きの大きなアップルロゴを大胆にあしらったPowerBook G3を発表。続いて発表されたiMacでは従来のアップル製品に長らく採用されていた6色に塗りわけられたロゴは廃止され、立体的にデザインされた単色ロゴを採用し、新生アップルを人々に強く印象づけた。1999年以降は、6色ロゴは全く使われなくなり、もっぱら単色(従来から使われていたモノクロのロゴではなく、さまざまな色に塗られたもの)のロゴが使用されている。
この1かじりされたリンゴを利用して、遊びのデザインが試みられている。
これはMatt Johnsonという方の作品で、人のシルエットはアルフレッド ・ヒッチコックなのだそうですよ 。
黒い部分が背景になるとりんごが見えるし、白い部分が背景になる と人の横顔が見えるという人の視 覚の特性を捉え、なおかつアップ ル社のマークもパロディーに使っ ているという点でとても面白い作 品だと思います。
http://plussight.net/?p=1402
この顔を、ジョブズにしたものがあり、中国で早速コピー商品が出た。
http://rocketnews24.com/2011/10/12/140046/
なんとも恐るべき商魂ではないだろうか。
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投稿: パソコンプレゼントのチャンス!! | 2011年11月11日 (金) 18時19分