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2011年10月25日 (火)

簡易上肢機能検査/闘病記・中間報告(35)

全体として右片麻痺の状況は変わらないが、特に上肢の回復は遅い。
先週、ステフ(STEF)という名前の簡易上肢機能検査を行った。
ブログ上レポート!身体障害編

Photo_2
http://www.sakaimed.co.jp/service/medical/pdf/sot3000_01.pdf

上図のような器具を使い、物をつかむ、移動させる、離すという運動をどれくらいの時間でできるかを計測する。
Photo_3
ブログ上レポート!身体障害編

半年ほど前にも試みたが、計測以前だったようだ。
大きいものをリリースすること、細かいものを掴むことができない。
今回も、特に上図の細い金属棒で苦戦した。つまみ上げて穴の位置で垂直に立てることが難しいのである。
30秒以内に終了しないと0点である。
30秒以上かかったが(1分以上であることは間違いない)、とにかく6本の金属棒を差し込むことができた。
最後の1本を指し終えたとき、OT(作業療法)のスタッフが手を叩いて祝福してくれた。

NHKスペシャルと連動して出版された市川衛『NHKスペシャル 脳がよみがえる 脳卒中・リハビリ革命』主婦と生活者(1109)に、「褒める」ことが患者の状態改善に大きな効果があると紹介されている。
わがOTチームもその辺りを心得ているようだ。

しかし結果的には、100点満点中13点だから、客観的にみれば完全に落第点である。
ちなみに健常者の場合、以下のようである。
Photo_4
http://www5.ocn.ne.jp/~tamai/a/e/a/ot5.htm

30点で日常生活を手助けを受けながら行うことができ、70点でかなりの部分を自立的に行えるということである。
13点というのは依然として廃用のレベルを脱していないことを意味するが、半年前に比べるとかなり改善していることが自覚できた。
どういう訓練が必要かという課題もある程度明確化したので、次の機会には大幅改善を期すことにしよう。

上掲書に淵脇さんという人(64歳)の例が載っている。
鹿児島大学の川平教授により劇的な改善を遂げた症例である。
淵脇さんは、入院時に10点だった。2年前に脳出血を発症したというから、私とほぼ同時期である。
川平法を受けたことにより退院前日=入院57日目、64点だった。
それにしても、左手(利き手ではない)で簡単にできることが、何と難しいことか。

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コメント

初めまして、検索で引っかかりおじゃまします。

障害は部位、症状は違いますが全身障害者です。そしてPTでした。

川平法については、その扱いに正直ピンとこない点がありますが
今後に期待してはいます。ちなみにSTEFFは両方とも50点~55点ですが、
一人でなんとか暮らしていますので、急性期早期は別にしてあまり厳密に
考えなくてもいいと思いますよ。退院時と比べて明らかな点数上昇は
見受けられませんし。

川平法については、方法についてより結果判定の方法の確立に
期待してます。応用が利くはずですから。私には効果はありませんが。

投稿: | 2011年11月11日 (金) 11時57分

コメント有難うございます。

>STEFFは両方とも50点~55点ですが
は、私からすると羨ましいレベルですが、もう少し良くなりそうな気配を自分で感じていますので、次回の検査を期したいと思っています。

川平法は効果のある人とない人がいるでしょうが、広く普及して良くなる人が増えればいい、と考えます。

投稿: 夢幻亭 | 2011年11月12日 (土) 06時19分

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