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2011年9月29日 (木)

おそるおそるの台湾渡航/闘病記・中間報告(31)

発症後初めての海外渡航中である。
台湾へ2泊3日の2日目。
近いとはいえ、成田からだと結構な時間だ。
飛行機に乗るのも、脳血管障害に気圧の影響はないのか、などと不安になる。
ADLが何とかクリヤーできるくらいの状態で、無謀ではないか、と自分でも思う。

しかし、思い切ってやってきた。
有効期限が切れていたパスポートを出発前日に受け取るなど慌しかった。
そのため、筆記具を持たなかったり、カメラを忘れたりした。
もっとも、カメラは左手だけで撮るので、よほど状態が良くないとうまく撮れないから、忘れたからといって残念ということでもない。

知り合いの会社が、台湾の会社と共同で推進しようというプロジェクトの資料(提案書)づくりをお手伝いしたところ、打ち合わせにも参加して欲しいと言われたのである。
今日は、台中市の工場を見学して台北でミーティングを行った。
ちょっとハードである。

成果はどうなるかは現時点では不明だが、改めて台湾というのが「食」の国だということを実感した。
というのも、昨日の夕食、今日の昼・夕食をご馳走になっての感想である。

福建料理
昨日の夕食は新光三越南西店にあるレストラン「欣葉」。
福建料理の伝統に基づく典型的な台湾料理(らしい)。

客家料理
今日の昼食は、三義郷にある「頼新魁麵館」。
客家料理の名店らしい。
驚くのはきわめて美味であるのにかかわらず低廉であることだ。
ボリュームたっぷり5人前の料理で、600台湾円だそうだ。
日本円で1500円位か。

上海料理
今日の夕食は、台北の仁愛路にある「上海郷村」。
まことに美味で、同行者は台湾ビールを旨そうに飲んでいたが自粛。

それぞれ違いはあるが、日本人の口にも合うように思う。
何より気取っていないのがいい。

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