白馬バスツアーで実践的リハビリ
某旅行社の企画する格安のバスツアーを見つけて、白馬までやってきた。
かつては自分でクルマを運転してきたのだが、免許失効中(リハビリの成果如何では更新の可能性もある)であるので、パッケージツアーが便利だ。
泊まりがけで出かけても大丈夫だろうという判断だ。
ツアーの発着地は東京。バスで途中昼食休憩等を挟んで5時間半ほどの行程である。
白馬の大自然の中を歩きまわり、実践的なリハビリにチャレンジしてみようという目論見だ。
妻と2人で出かけるのは何年ぶりのことだろう。
ホテルは「山のホテル」という名前だ。こじんまりとしたホテルだが、アットホームな雰囲気で好感できる。
http://www.hakuba-yamanohotel.com/index.html
オーナーは、明治大学相撲部OBとかで、私と同世代だ。貴ノ花と親交が篤いらしい。
白馬ロ-タリークラブの元会長というこの地方の名士の1人だ。
まだ現場に出ているが、徐々に息子に引き継がれつつあるようだ。
息子はスキーの選手だとか。JICAの活動で、ルーマニア(ハンガリーの血も混じっている)人の若奥さんと知り合ったというのが、日本語を流暢に話す若奥さんの話。
4歳になるお嬢ちゃんが、人懐こくて実に可愛い。私のケータイのストラップについている阿修羅像の写真をみつけて、「お地蔵さん?」などと訊いてくる。
目の前に長野オリンピックのジャンプ会場がある。
レストランから競技の様子が見える。
それにしても便利な世の中になったものだ。
身体障害者がリュックに入れて持ち運べるパソコンで、こうしてブログの更新ができるのだ。
昔の言葉でいえば、C&C(Computer & communication)、すなわちICTの発展恐るべしである。
ICTとは、情報・通信に関連する技術一般の総称である。従来ひんぱんに用いられてきた「IT」とほぼ同様の意味で用いられるもので、「IT」に替わる表現として日本でも定着しつつある。
ICT(Information and Communication Technology)は、多くの場合「情報通信技術」と和訳される。IT(Information Technology)の「
情報」に加えて「コミュニケーション」(共同)性が具体的に表現されている点に特徴がある。ICTとは、ネットワーク通信による情報・知識の共有が念頭に置かれた表現であるといえる。情報の共有化という点において、ICTはITに比べても一層ユビキタス社会に合致した表現であるといえる。日本でも、2000年頃に盛んに提唱された「e-Japan構想」では「IT」が盛んに用いられたが、2005年を始点とする「u-Japan構想」ではもっぱら「ICT」が用いられている。総務省の「IT政策大綱」も、2005年までにはすでに「ICT政策大綱」に改称されている。
http://www.sophia-it.com/content/ICT
必要な資料はevernoteで用意しておけばいいので、その気になればパソコンだけで仕事だってできるだろう。
今は仕事というほどのことをしていないし、第一、白馬の自然環境の中ではその気にもならないが。
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コメント
白馬ですか・・・
いいですね。特にこんな季節はたまらないでしょう・・・ね
それだけに、旅が終わって家に帰った時の蒸し暑さが何とも言えずやりきれなくなってしまいますが・・・
ところで・・・小生、幾分の憧れを持ちつつもパッケージツアーというものを経験した事がありません。
設定時間が朝早く晩遅くってのがどうにも気が引ける材料になっているのですが・・・
でも、移動の手間を考えれば・・・だいぶらくなんでしょうかねえ?
投稿: 三友亭主人 | 2011年8月22日 (月) 22時50分
三友亭主人様
コメント有難うございます。
今回のツアーは、ホテルと往復のバスだけのもので、現地では全くフリーです。現地の移動がマイカーのようには行きませんが、往復の負担を考えれば……。
あいにく好天とは言えませんでしたが、ひどく降られることもなく、のんびりとした時間を過ごしました。
なお、富士山を眺めるのならば、冬ですね。
投稿: 夢幻亭 | 2011年8月24日 (水) 00時18分