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2011年7月14日 (木)

日本人の起源-アフリカから日本列島へ/やまとの謎(35)

日本人の起源をめぐっては、さまざまな考え方が提起されてきた。
九州大学の「インターネット博物館・倭人の形成」というサイトには、日本(列島)人の起源をめぐる論争が、以下のように整理されている。
Photo_3
同サイトでは、「本格的な研究は、幕末から明治始めにかけて来日した外国人研究者によって開始され、以後「日本人の起源」は、日本人類学会の最大の研究テーマとして、現在に至るまで熱い論争が続けられている」としている。
つまり、現在もまだ決着していないということである。
http://www.museum.kyushu-u.ac.jp/WAJIN/112.html

人類はアフリカで誕生したというのが定説である。
その人類は、いつ、どのような経路を辿って日本列島まで来たのか。

最初の人類(猿人)は、約500万年前にアフリカで生まれた。
猿人から原人へ進化したのは、約150万年前といわれるが、原人が初めてアフリカから脱出し、ユーラシア大陸各地へと広く拡散した。
⇒2011年7月 1日 (金):日本人のルーツと旧石器遺跡捏造事件/やまとの謎(33)

アジアでも、最初は熱帯域に住み着いた原人(ジャワ原人)やその子孫達は、やがて様々な環境への適応能力を増して徐々に北上し始め、遅くとも50~60万年前には北緯40度の北京・周口店の位置まで達していたことがわかっている。

先史モンゴロイドの一派は、その後さらに北上を続け、おそらく4~5万年前には北緯50度を、約2万5千年前にはついに北緯60度を越えて、極北の広大なシベリアへの拡散を果たす。彼らの一部は、さらに氷河期に陸地化したベーリング海峡(ベーリンジア)を渡り、無人の大地、アメリカ大陸にも流入していった。アメリカ大陸に住むインディアンやイヌイット(エスキモー)、アリュートの人々も、われわれと同じモンゴロイドの一員であることが、近年の遺伝子分析で明らかにされている。
・・・・・・
日本人も含めた現在の北方モンゴロイドの特徴、扁平で目の細い、頬骨の張った顔つき、手足の短いずんぐりした体型は、モンゴロイドの一派が酷寒の地に定着する過程で生存に有利な形質として獲得したものとされ、人類学ではそうした特徴をもつ人々を、「新モンゴロイド」と呼んでいる。遥か後世の弥生時代に日本列島に流入し、日本人の形成に大きな役割を果たした人々も、この大陸北方を主な原郷とする新モンゴロイドであった。

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世界の18人類集団の遺伝的近縁関係を23種類の遺伝子の情報をもとに近隣結合法によって推定した結果(斎藤成也)。図下部のオーストラロイドとアメリンドは、アジアのモンゴロイドと共に、広義のモンゴロイド集団に含まれる。日本人は外見だけではなく、遺伝子レベルでも、中国や朝鮮半島の人々に最も近い。
http://www.museum.kyushu-u.ac.jp/WAJIN/113.html

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