伊豆でのんびりと
久しぶりに伊豆でのんびり過ごした。
孫のRクンが自分の荷物を背負えるようになったこと、私の歩行が杖なしでも不安感が小さくなったので、昨日から一緒に伊豆の海辺に1泊旅行に出かけた。
息子たちは東京から、スーパービュー踊り子号に乗ってきた。
Rクンは、ずいぶん前からこの電車を楽しみにしていたそうだ。
私たちは熱海から合流した。
宿泊は、北川温泉のつるや吉祥亭。
ずい分前に、会社関係の旅行で泊まったことがあるが、その時はずっと宴会モードで過ごしたのであまりはっきりした記憶はない。その時は別館だったが、今回は本館である。
本館はシーサイドに建っているので、津波が来たら……、と思ったが結構な賑わいだった。
暮れなずむ夏の夕から夜にかけてのひと時は、私が一番好きな時間である。
海を感じながら、その時間帯を、妻も今日ばかりはカロリーやビールの制限についてウルサイことを言わない約束で、美味を堪能した。
津波のことを話題にしていたら、夜かなり大きな地震があってびっくりした。
TVでは栃木県真岡市で震度5弱と言っていた。
今日はRクンが楽しみにしていた稲取のアニマルキングダムへ行った。旧名は、伊豆バイオパーク。
大学時代の同級生たちと稲取ゴルフクラブでプレーしてからもう20年くらい経つだろうか。働き盛りだった彼らも、第一線を退いたことだろう。
海を見下ろす眺めのいいコースだった。
アニマルキングダムは、ゴルフ場の手前にある。
一種のサファリーパークを中心とした複合施設であるが、面白いのは、普通は車の中から動物たちを見るのが、ここは動物たちの中を歩いて行く、というコンセプトで構成されていることである。
人間の歩行エリアが、細長い檻(人が入る)になっていると考えればいいだろう。
幼児でも安心して猛獣類を観察できる。
動物の種類は結構豊富だが、最大の売りものはホワイトタイガーだろうか。
インド北東部のベンガル地方産とのことである。
王者の風格と言えようか。
昼食は稲取の港へ行った。
壊滅的な被害を受けた東北の漁港も似たようなたたずまいの港町だっただろう。
稲取といえば、金目鯛と吊るし雛が有名である。
金目と地魚のお任せ握りを頼んだ。
シャリがそんなに大きくないのだが、満腹感があった。
金目の味噌汁は、出汁が良くきいて旨かった。
Rクンもご機嫌で帰途についた。
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