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2011年4月20日 (水)

復興構想会議のあり方をめぐって/やっぱり菅首相は、一刻も早く退陣すべきだ(12)

菅首相は、東日本大震災復興構想会議でも躓いた。
原発問題を議論から外すよう指示し、委員の多くから異を唱えられたという。
⇒2011年4月18日 (月):復興構想から原発問題を外せ?/やっぱり菅首相は、一刻も早く退陣すべきだ(10)

議長の五百旗頭真氏が、いきなり復興税を言いだしたのにも驚いた。
具体的な中身を差し置いて、あまりにも唐突である。
西岡参院議長も、次のように言った。

政府の「復興構想会議」の(五百旗頭(いおきべ)真(まこと)議長が復興税創設に言及したことについて「これこそ首相がおっしゃるべきことだ。国民の皆様方は、復興税をどうする、こうするということを、いかなる形であろうと復興構想会議議長に委託していない。誠に不可思議だ」と述べ、菅直人首相のリーダシップのなさを改めて批判した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110415/plc11041512440014-n1.htm

うんざりした様子が目に浮かぶ。
菅氏は、自分が言うべきことは言わず(逃げ)、言わなくともいいことを言う。無責任が身に染み着いているのだろう。
五百旗頭真氏が中身をどうイメージしているかと言えば、次のような発言である。

がれきの処理に困っているが、がれきを使い「希望の丘公園」というようなものを造ってはどうか。日ごろは市民の憩いの丘であり、津波の時にはいち早く上がれる(逃げられる)丘だ。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201104/2011041400902

被災者の心を逆なでするものではなかろうか。
さらには次のようにも言う。

16年前の(阪神大震災の)被災がかわいく思えるほどの、すさまじい震災だ」とも。今回の被害を強調したかったのだろうが、阪神大震災の被災者から反発を招きかねない発言といえる。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/print/20110415/dms1104151129004-c.htm

菅、蓮舫、五百旗頭は、いずれ劣らぬナントカだ。
おバカトリオとでも言おうか。
蓮舫は語学力が足りないのかと思ったが、3人の共通点は、学力よりもハートの問題のようだ。
念のため、五百旗頭氏の略歴は次の通り。

日本の政治学者・歴史学者、防衛大学校長(第8代、2006年8月1日就任)、神戸大学名誉教授。日本学術会議会員。ひょうご震災記念21世紀研究機構研究調査本部長。2011年4月に創設された東日本大震災復興構想会議議長。専門は日本政治外交史、政策過程論、日米関係論。
Wikipedia110412最終更新

神戸大学名誉教授、日本学術会議会員ともあろう人を、私ごときがおバカ呼ばわりするのは間違いだと思う。
しかしハートについては、震災の復興を構想するには相応しくないのではないか。
そもそも、この会議の人選はどうなっているのだろうか。

「菅首相は7日までに「復興構想会議」の議長に防衛大学校の五百旗頭真校長を充てる方向で調整に入った。メンバーにはほかに、建築家の安藤忠雄氏、政治学者の佐々木毅学習院大教授、被災自治体首長として、岩手県の達増拓也知事らの名前が浮上している。豪華メンバーだが、永田町事情通は以下の見方を披露した。『巧妙に考えた人選だ。五百旗頭氏は、自民党の小泉純一郎元首相に近い。安藤氏は東京都の石原慎太郎知事の盟友。佐々木氏は民主党政権が発足した直後、内閣府特命顧問になった人物。達増氏は小沢氏の後押しで岩手県知事になった。党内外の「反菅」勢力が攻撃しずらくなる。いわば人間の盾作戦だ」
どこまでも自分の私利私欲しか念頭にない総理大臣である。「国民の幸せ」よりは、「菅直人政権の延命」しか関心がないのである。実に小ざかしい。

http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/bd94f904daee207c8b0a78d2b1166ce7

ふーん、そういうことだったのか。
だけど、必ずしも菅氏の思惑通りにはいかないようで……。
また、復興構想会議の位置づけも曖昧だ。
それにしても、震災後の組織(本部や会議など)の乱立ぶりはどうだ。
Photo_2
http://east.tegelog.jp/index.php?itemid=9040

何がどうなっているのか、作った人もよく分からないだろう。
状況追随的に対応しているからこういうことになる。
古い温泉旅館が増築を重ねるようなものだ。スパゲッティ状態などとも言うようだ。
おのずから、責任の所在も曖昧になるだろう。

「菅直人」という人災が、東日本大震災で受けた日本の傷口を、さらに広げている。復興の青写真を考える「復興構想会議」(議長・五百旗頭真防衛大学校長)の初会合が14日に開かれたが、菅直人首相(64)が震災後に次々に乱立させた「本部」や「会議」によって、政府はすでに混乱状態だ。不要な会議が組織を弱体化させるのは、サラリーマン社会では常識。「首相交代で政治空白を作るべきではない」との声もあるが、もうそんなことは言っていられない。日本は一刻も早く、菅直人という“がれき”を除去するべきだ。
・・・・・・
原発事故では、土地を失ったり農産物の流通を規制されるといった直接の被害のほか、風評被害が起きている。これら経済損失の補填を担うとみられるのは「原子力経済被害対応本部」(対応本部)と「原子力損害賠償紛争審査会」(審査会)、「原子力被災者生活支援チーム」(支援チーム)のようだ。だが、このほかに「原発事故賠償チーム」の設置も予定されているという。役割分担はどうなっているのか。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110415/plt1104151602004-n1.htm

戦力の逐次投入は、拙劣なことと相場が決まっている。
先の大戦でも、日本は随所でそれをやり、不要な犠牲を拡大した。

震災対応において、戦力の逐次対応的な拙劣さが指摘されている。
1つには自衛隊の動員数において、2つには原発からの避難区域の設定において、3つには震災対応組織において……
菅氏が首相の座にしがみついている限り、復興は余分な作業を伴うことになる。
早く替わった方が、復興に貢献できるのではないか。

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