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2011年3月16日 (水)

『日本沈没』的事態か? 静岡県東部も震源に/因果関係論(9)

昨晩、このブログを投稿し終わり、風呂へ入って寝ようかと思っていた時であった。
最近はいつも揺れているような感じがあり、またか、と思っていたら急に別の激しい揺れが来た。
揺れというよりも、突き上げられるようなショックと言った方が近いかも知れない。
その後かなり強い横揺れが継続した。といっても20~30秒ほどであろうか?
3月11日の時に比べるとずっと短い。

すぐにTVで「震度6、震源は静岡県東部」のテロップが流れた。
間を置かず、三島市役所の人がTVの問い合わせに、「市役所の震度計は震度4だった」と応答した。
揺れは強かったが、棚の物が落ちるなどの被害はなかった。
この間テスト(練習?)した「災害用伝言板」を早速本番利用してみた。
こんなに早く利用することになろうとは思っていなかった。

退院後、なるべく規則的な生活を送るように心掛けている。
発症前の生活習慣を私なりに反省もしたし、入院中の生活がある程度身に付いたともいえる。
普段は夕食の前に入浴を済ませるのだが、昨日は隣の市に住んでいる娘が計画停電の対象地域だということで、夕食を我が家で食べたりしていて、入浴が遅くなった。
結局は停電は回避されたのだが。
停電になるよりはいいとも言えるのだろうが、正直な感想を言えば、「やると決めたのならやってくれ」である。

3月11日の大地震の報を聞いて、先ず頭に浮かんだのが『日本沈没』に描かれた世界である。
TVで流れる津波の映像を見ていると、その連想があながち的外れではないような気がする。
その後、余震が頻発すると共に、長野や岐阜など広域的に震源が移動している。
これらの地震が連動しているものなのかどうか分からないが、何らかの異変が日本列島に起きているようである。
⇒2011年3月12日 (土):想像を絶する激甚災害へ対応するための体制を

緊急地震速報も慣れてきた。
そういえば、宮崎県の新燃岳はどうなった?
すべてが吹き飛んでしまった感があるが、それぞれに生活があることを忘れてはならないだろう。

昨晩の富士山西麓を震源とする地震の因果関係の詳報はまだ聞いていない。
基本的には、プレートが違うので、東北関東大地震とは無関係ということのようである。
しかし、本当に無関係なのだろうか?
地球全体を1つの有機体と考えれば、関係ないとは言えまい。
宇宙船地球号あるいはHolistic Earth?

それにしても計画停電は他に方法はないのだろうか?
今回の事態に関して痛感するのは、昨日も書いたような「伝える力」の重要性である。
特に、東京電力と原子力安全・保安院の説明には問題があるように思う。
例えば、東電の「計画停電」についての説明は何回聞いても分かりにくい。
私の理解力の問題ではあるのだが、周りにいる人も口を揃えて言っていた。

何かをやろうとする場合、必ずリードタイムが必要である。
ささやかな市井の生活でも、大企業の生産活動でも反射的な行動以外の、つまり計画を要するような行動にはすべて準備というものがある。
特に、産業界にはリードタイムの長い業種がある。加熱炉を使うような業種である。
このような業種においては、今のような計画停電は対処が困難であると思われる。

現在の停電は、東電にとっては「計画停電」であろうが、利用者の行動は計画できないというパラドックス的事態をもたらしている。
計画は「行動のシミュレーション」のためにあるのだと思うが、利用者にとっての与件が揺れていて「シミュレーション」がし難いのだ。
開示の仕方(タイミング、メディア……)も含めて再考すべきだろう。
需要抑制のためには、いっそ総量規制により予め割当を決められた方がやり易いのではないか?

それにしても(と口癖になってしまいそうであるが)、言うべきことではないだろうが、こういう時に「日本丸」の船長が菅氏だとは。
自身の信念とは逆に、最大不幸社会を招いているのではないか。

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