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2011年2月16日 (水)

介護マークとは?

静岡県長寿政策局は、認知症の患者を介護している人が身に着けて周囲に介護中であることを明示する「介護マーク」を作成した。
Photo_2
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/news/20110210-OYT8T00495.htm?from=yolsp

2009年7月、県が認知症の人を介護している人などを交えて県庁で意見交換会を開いた際、認知症の妻を介護している夫の体験が紹介された。
認知症の人を介護・介助している時は、外見ではそれとわからないことが多いため、認知症の妻に付き添って夫が一緒に女子トイレに入る時や、夫が妻と一緒に女性用の下着を買う時などに誤解を受けやすい。

この声を聞き、県がマークを作成することになった。
静岡デザイン専門学校(静岡市葵区)にデザインを依頼し、マークを制作した。
「介護中」の文字を手が支える構図で、人と人が支え合うイメージを表現。
ミカンのオレンジ色とお茶の緑色を使い、静岡らしさを出した。

県によると、認知症の高齢者は県内に約8万人。半数の約4万人が在宅で介護を受けている。
マークは、障害者や難病患者など介護全般で使うことができ、県は幅広い活用を期待している。
きっかけを作った人も、「妻がトイレの中にバッグを忘れ、取りに戻るのが大変だったこともある。介護しているとわかってもらえるが大変だったこともある。介護しているとわかってもらえるマークができたことで、妻を介護して女性のトイレを使うことや女性ものの買い物をすることもすんなりいくようになる」と喜んでいたという。

マークは横10センチ、縦7センチの厚紙製。
カードをケースに入れて首から下げることで、介護中だと知らせる。
認知症患者は健常者のように見えることもあり、介護中であることを他人に理解してもらえないことも多いようだ。
私の知人の場合も、私などの旧知の人間が訪問すれば、ほとんど正常に話を交わす。
しかし、聞くところによると、冷蔵庫が同じ買い物で溢れてしまったりするらしい。

福岡、大分、三重、徳島の4県が興味を示しているという。
認知症患者は増加していく一方であると予測されている。
認知症の場合、自分が介護されていることの認識がないと考えられ、介護者の心労は想像を超えている。
被介護者も辛いものだが、介護者はもっと辛い立場に立つことが多い。
介護マークの普及・定着を期待する。

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