タブレット端末とスマートフォン/知的生産の方法(12)
余生を知的に過ごすためには、ノマドスタイルが有効だと思う。
そしてそのためには、インターネットに接続できる端末が必須になる。
今まではパソコンが中心だったが、スマートフォンが急伸している。
2010年度のスマートフォン出荷台数は前年比2.9倍の675万台と推定した。また2012年度のスマートフォン出荷台数は1,925万台で過半数を突破と予測している。一方契約数の方は、2015年度末のスマートフォン契約数が6,035万件とし、契約数の51%と予測している。
同社が2010年8月31日に発表した2015年度までのスマートフォン市場予測を今回上方修正している。理由としては以下3点をあげている。
1.おサイフケータイやワンセグといった国内独自サービスに対応したAndroid(アンドロイド)OS搭載スマートフォンへの関心が予想をはるかに上回っていること
2.キャリアやメーカーによるスマートフォンへの取り組みが本格化していること
3.2011年度の登場が見込まれるLTE対応スマートフォンによる新たな付加価値の創出に大きな期待が持てること![]()
http://wirelesswire.jp/Mobile_Market_Survey/201101191800.html
2010年度上期のメーカー別シェアは以下の通りである。
iPhoneが圧倒的なシェアを占めているが、私はアンドロイドOSに興味があったこともあって、ソニー・エリクソン製のXperiaを試してみた。
結論的には私にはXperiaは不適であった。サイズが小さすぎて、入力が困難なためメールや業務資料などに向いていないのである。
⇒2010年12月28日 (火):スマートフォンの可能性/知的生産の方法(3)
入力の困難を解消するためには、タブレットタイプにするかブルートゥースのキーボードを利用するかであろうが、キーボードを別に持つのは不便なので、タブレットということになる。
厳密な定義はないが,主に10型前後のタッチ・パネルを搭載し,キーボードが不要な携帯型コンピュータのこと。タブレット(tablet)とは,板状小片,書字板の意味である。
米Apple Inc.が2010年4月に米国で発売した「iPad」が,タブレット端末という新たな市場を切り開いた。発売前には「タブレットという形状に決して目新しさはない。話題になることはあっても,それほど売れないだろう」との冷ややかな見方もあった。だが,フタを開けてみれば,出荷台数は発売後1カ月足らずで100万台を突破,80日で300万台以上を売り上げた。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/WORD/20101129/187678/?ST=print
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/WORD/20101129/187678/?ST=print
余生用のツールとして考えた場合、<携帯型×消費者寄り>のゾーンになるだろうが、その程度はどの当たりか?
携帯性は操作性とトレードオフだろうし、コンテンツ作成か消費かはライフスタイル次第であろう。
私(右手が使えない状態)のニーズには現在のところ、GalaxyTabが最もマッチしているように見受けられるが、画面サイズがこの程度(7インチ)で、もう少し軽量(約380グラム→250グラム以下)であればより好ましい。
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