修善寺梅園と修禅寺
先週県立美術館を訪れたグループが誘ってくれ、修善寺の梅園を尋ねた。
まさにシーズンということもあって、結構な人出だ。
去年は当然のことながらまったくこういう機会はなかったので、去年の分までリカバーしている感じである。
修善寺は1200年という歴史をほこる温泉として知られるが、温泉街の西北方に梅林ともみじ林があって、それぞれ早春と秋の観光スポットになっている。
梅林は、総面積3haの園内に20種、1000本の紅梅、白梅が植えられている。
梅林内は茶室を中心に東と西に分かれ、樹齢100年を超える古木や若木のほか、この地をこよなく愛した高浜虚子や尾崎紅葉など文人墨客の文学碑や修善寺・新井旅館主人、安田靫彦画伯、中村吉右衛門の交友碑などが点在している。
花は今が見ごろで、団体客には千葉県匝瑳郡などの名前があった。
けっこう遠方からの観光ルートに織り込まれているようだ。
修善寺という地名は、修禅寺という寺名に由来する。
修禅寺は、弘法大師が開創したとされ、鎌倉幕府2代将軍源頼家が幽閉され悲況の死を遂げたことでも知られているという説明を、寺近くのコーヒーショップで聞いた。
寺の書院で、旅館の女将たちが所有している明治時代~平成までのお雛様を持ち寄り展示している。
数多くの雛壇に勢揃いして、なかなかの壮観だ。
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