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2010年11月23日 (火)

菅内閣における失敗の連鎖

辞めるの辞めないのと大騒ぎだったが、柳田法相が辞表を提出し、菅首相が受理した。
これにて一件落着、とはいかないところが、菅政権の前途を暗示している。
菅首相の迷走は毎度のことだが、またしても、である。
誰が見ても、どう贔屓目に見ても、辞任を免れ得ない柳田氏を、19日には「本人も深く反省している。頑張ってもらいたい」と擁護しておきながら、22日には「(平成22年度補正)予算案審議などにいろいろ影響が出る」として辞任を促した。
柳田氏も、バカ正直に、「予算案審議のために」と辞表提出の理由づけをした。
当然、問責されるべきことを反省していない、と野党側から反発を浴びている。

柳田氏の後任は、仙谷官房長官が兼務するという。
菅首相は、いつからこんなに浮世離れしてしまったのだろう。
問責の次のターゲットともいわれる仙谷氏を任命するとは。
仙谷氏も「私が答弁一番こなれている」と自賛しているが、内閣の要のこの人が一番の問題発言の発信源であることは、衆目の一致するところだろう。

内閣支持率ももはや危険水域というよりも、死に体水域である。
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菅内閣の動向を振り返ってみよう。

菅内閣の退勢は、既に7月の参院選の結果に示されていた。
⇒2010年7月12日 (月):日本の政治はどうなるのだろうか?
⇒2010年7月13日 (火):タレント候補擁立に象徴される民主党の民意の読み違い

そもそも、民主党には、政党としてのガバナンスが欠如しているのではないかと思われる。
⇒2010年8月 1日 (日):民主党におけるマネジメントの不在
菅首相にも、総理としての気概を感じることができない。総理というポストに固執するだけで、展望とか責任とかが見えてこないのだ。
⇒2010年8月 4日 (水):迫力欠く菅首相の国会論戦

これは、小沢一郎氏との代表選を通じてますます顕著になる。
⇒2010年8月27日 (金):カン違いしたのは、菅首相かわれわれか?
⇒2010年8月31日 (火):いまさら「トロイカ体制」か?
⇒2010年9月11日 (土):菅首相続投で、本当にいいのだろうか?
⇒2010年9月21日 (火):再び問う、「菅首相続投で、本当にいいのだろうか?」

上記のように、菅内閣は、その最初から危なっかしい船出であった。
それがあらわになってきたのは、尖閣諸島で逮捕した中国人船長を釈放した辺りからであろうか。
⇒2010年9月25日 (土):尖閣諸島事件の船長を釈放
⇒2010年10月 3日 (日):尖閣問題に対する蓮舫大臣の強弁

以後のことは、繰り返しになるから止めておくが、結論的に言えば、菅内閣の本質は、「失敗から学ぶ」という姿勢の欠如である。
私は、菅続投に反対だったが、民主党政権の成立には1票を投じている。
深い絶望感にとらわれるが、それでも選挙が最も良い方法であると信じる。
ずいぶんと高くつくが、かくなる上は、解散総選挙によって民意をもう一度確認すべきだろう。

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