« 迫力欠く菅首相の国会論戦 | トップページ | 京大探検部/梅棹忠夫さんを悼む(17) »

2010年8月 5日 (木)

障害者に優しいツール:ポメラ/闘病記・中間報告(12)

多田富雄さんの文章の一節に、次のようにある。

リハビリを続けたお陰で、何とか左手だけでパソコンを打ち、人間らしい文筆生活を送っている。

私の場合、文筆生活などといえるレベルではないが、このブログも、左手だけのPC操作で書いている。
発症前は、ブラインドタッチとは言えないまでも、両手でキーボードから入力していた。
今は、キーボードはおろか、マウスの操作にも右手は使えない。
結果的に、文章作成速度は、10分の1くらいである。

そんな状態だから、長めの文章を投稿した時など、疲れるのではないかと心配してくれる人がいる。
しかし、ブログの更新自体をリハビリの一環として位置づけているので、ある程度の負担は織り込んでいる。
それにテキストデータのメモ作成用に、有難いツールが誕生した。
キングジム社から発売されている「ポメラ」という商品である。
ポメラというのは、ケット・モ・イターの略である。
メーカーは、事務用品で馴染み深いキングジム社。

別にキングジムの宣伝に強力するつもりはないが、入院する前から気になる商品であった。
回復期リハビリ病棟に入院している時、病室にインターネット環境がないのをみた友人が、「それではポメラをプレゼントしよう」と言ってくれたので、喜んでいただくことにした。

商品概要は、当該サイト(https://www.kingjim.co.jp/pomera/)を参照してもらう方が早いが、次の絵が特徴を表現している。
Ws0000012

要は、メモ書きに特化したモバイルギヤだということである。
ネットにつながるわけでも、画像を扱えるわけでもない。
ある意味で、徹底的に機能を絞り込んだのが特徴だといえる。

私にとって、具体的にどういうメリットがあるか?
先ず第一に、左手だけで、すべての操作ができる。
特にマウスがないのが、ありがたい。
カーソルの位置の移動は、上下左右向きのキーで行う。

次に、乾電池で駆動するというのが、斬新である。
モバイルとしてのPCの弱点は、バッテリーにあると思う。
随分と省電化されてきてはいるが、電池のモチには未だ不満がある。
携帯電話ですら、頻繁に充電しなければならない。
ポメラは、単4の乾電池2本で駆動する。
1週間程度は十分にもつが、乾電池は汎用品なので、どこでもスペアが入手しやすいし、単4ならばペンケースにも入る。

起動も速いので、「いつでも、どこでも」メモを作成することができる。
キーボードは折りたたみ式で、十分なピッチ幅を有する。
打鍵感も満足できるものである。
メモ書きに特化した、文房具メーカーならではのコンセプトが成功したといえよう。

|

« 迫力欠く菅首相の国会論戦 | トップページ | 京大探検部/梅棹忠夫さんを悼む(17) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

闘病記・中間報告」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/395349/35951355

この記事へのトラックバック一覧です: 障害者に優しいツール:ポメラ/闘病記・中間報告(12):

» 新しいパソコンを買いました [【ブログ-金曜日】キーワード見つけ隊(JUGEM)]
先日パソコンがクラッシュしたのですが、このままでは仕事が出来ないので、新しいパソコンを買いました。マウスコンピューターのパソコンを買ったのですが、マウスコンピューターってなかなかいいですね。 [続きを読む]

受信: 2010年8月 6日 (金) 10時30分

« 迫力欠く菅首相の国会論戦 | トップページ | 京大探検部/梅棹忠夫さんを悼む(17) »