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2010年8月29日 (日)

後遺症の現状/闘病記・中間報告(13)

5月末にリハビリ専門病院を退院してから、3ヶ月が過ぎた。
現在は、比較的通院に便利な病院で、外来としてリハビリを続けている。
脳血管障害の場合、回復期リハビリ病院への入院は150日が上限とされている。
150日程度で回復の度合いが飽和するから、とされる。

医療保険のリハビリ診療の時間(保険で認める時間数)が6ヶ月を基準としているのも同じことだろう。
急性期の治療に1ヶ月要するとすれば、整合している。
しかし回復度合いには、もちろん個人差がある。
それで、医療保険の診療に関しても、医師の判断で時間の制約にはこだわらなくてもいいことになっている。
さすがに介護保険や年金の制度的な問題で苦労してきた厚生労働省である。
制度的には良くできているように見える。
アトは医師の裁量の問題である。

現実の医療現場はどうなっているか?
標準的な診療報酬の規定をこえてリハビリを認めている医師、あるいはリハビリを実施している病院はどのくらいあるだろうか?
ゼロではないが、限りなくゼロに近い少数だろう。
医師の中には、弾力的な規定がされていること自体が不案内というケースもあるようである。
つまり、医療リハビリは発症後6ヶ月まで、以後は介護保険による、という棲み分けの図式の浸透である。

すくなくとも、病院側から積極的にリハビリ医療の時間拡大をPRすることはない(ように見受けられる)。
医療保険の診療事務は都道府県単位なので、都道府県によって異なるのだろうか?
リハビリに関する統計データはどうなっているのだろうか?
私のリサーチ力では、残念ながら良く分からない。

リハビリの効果はどうか?
後遺症の現状はどうか、現時点での状態を自分なりに分析しておこう。

1.全般
発症後8ヶ月を経過した。
後遺症は、ゆっくりしたペースではあるが、未だ改善途上にある。
この状態を、回復期とみるか維持期とみるかは、人それぞれだろう。
しかし、改善が続いている間は、医療保険の適用を、“積極的に”認めるべきではないだろうか?
治るものは治した方が、社会全体が負担するコストも低くなるはずである。

2.血圧等の状態
リハビリ病院退院後もカロリーコントロールは続けている。
その結果、体重は61kg前後で推移している。
発症前は73kg程度あったので、他人は見違えるようだという。
「若返った」という人もいる。30歳代ごろの値だろうか?
血液検査の項目は、問題になるような項目はない。
降圧剤を使用してではあるが、血圧も120程度である。
ただし、注意は必要である。
飲酒は控えている。毎晩なにがしかのアルコール類を手にしていた発症前とは様変わりである。
先日、ビールをグラスに半分ほど飲んでみた。
やはり血圧は上昇していた。
余り本気になって議論するのも避けた方がいいらしい。
マンションの大規模修繕の件で、某理事の認識が明らかに違っていたので、発言をした。
発語が不自由なこともあったが、自宅で血圧測定をしたところ、160程度に上昇していた。
瞬間的に上昇することを理解した。

3.上肢
大きな動きに関しては大分改善されたと自分では思っている。
問題は、指の可動性である。
閉じる(いわゆる結んでの状態)には、ゆっくりとではあるが動く。
しかし、「開いて」の方向の動きが困難である。
きわめて遅々としているが、ストップしているわけではないと思う。

4.下肢
まだ左右同じようにというわけではないが、ずい分改善されたと思う。
近場の散歩であれば、装具ナシ杖ナシで、30分程度歩ける。歩数にすれば約3000である。
麻痺側(右)がどうしても外に向かって振り出してしまうが、これも改善されつつある。
階段は、1段ずつ昇降すれば何とかなる。
雑踏は、東京駅を2回体験したが、杖を持っていると他人が気を付けてくれることもあって、エスカレーターも含め障害はとりあえずなかった。
下肢に関しては、歩く機会を増やすことが肝要であると思う。
余り思いカバン等を持つこともないので、腰痛も小康状態である。

5.言語
脳外科の医師によれば、MRIの画像からは、梗塞が起きた部位は失語症等の後遺症が出やすいところらしい。
日常生活に障害があるというほどではないが、私も構音障害がある。
現時点でも症状は消えないが、先日、病気のことを全く知らなかった中学時代の同級生と電話で話をしたとき、彼は、特に違和感は無かったと言っていた。
もちろん、気遣いも多分にあるだろうが、本来能弁には程遠かったことにもよる。
しかし、発声練習と音読は毎日続けている。

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