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2007年8月18日 (土)

日本列島大異変

このところ、日本列島に異変が頻発している。

異変の第一は、株価の急落である。
17日の東証は、日経平均で874円下落した。1日の下落幅としても記録的(7年4ヶ月ぶり)だが、15、16日と年初来最安値を更新した後だから、衝撃的である。3日間で1500円超、10%近く下落した。
背景として、アメリカの低所得者向け高金利型住宅ローン問題による信用不安が指摘されている。
日本円が買われ、円高が急進して、輸出企業への影響が懸念され株安となり、個人投資家が信用取引の担保割れに追い込まれ、「売りが売りを呼ぶ」展開になっている、というものだ。
いつまでも下がり続けることはあり得ないにしても、果たしてどこが底なのか?

異変の第二は、熱波である。
16日に、岐阜県多治見、埼玉県熊谷で40.9℃を記録し、最高気温の記録を74年ぶりに更新した。私が生まれてから最も暑い夏、ということになる。
南米ペルー沖で海面水温が低下する「ラニーニャ現象」により、太平洋高気圧の勢力が強まったことが背景だという。
猛暑は17日も続き、日本列島は3日連続「40℃超え」を記録した。この暑さで、熱中症が原因と見られる死者は17人に上っている。

異変の第三は、安部内閣である。
防衛省の事務次官人事を巡り、小池防衛相と守屋次官の対立が続いていたが、17日に、安部首相が断を下す形で、両者の案とは別の第3案で決着した。「喧嘩両成敗」というところであろうか。
しかし、そもそも先の参院選の結果を受けて、今月中にも内閣改造が予定されているのだから、「留任は当然」という態度の小池防衛相はスタンドプレーの印象を免れ得ない。
また、守屋次官は在任期間が既に4年超という異例の長さだし、上司の大臣に造反したのだから、組織人としては、いかがなものかと思う。
というよりも、参院選で有権者にNOを突きつけられ、こんな状態でも政権を継続していること自体が、大きな異変であろう。

異変の第四は、中央競馬会(JRA)が36年ぶりに競馬開催を中止せざるを得なくなったことである。週末に出走予定の馬の少なからぬ数が、馬インフルエンザに感染しているのだという。
1971~72年に、同じく馬インフルエンザの流行で2ヵ月間中止したことがあり、それ以来だという。馬インフルエンザ自体は、人間や他の動物に感染することはないらしが、鳥インフルエンザの流行といい、何となく不気味な感じがする。

異変の第五は、北海道を代表する土産品として有名な「白い恋人」が、過去10年にわたり日常的に賞味期限を改竄していたことである。
もっとも、食品の表示の偽装は、「またか」という感じで、異変などではないのかも知れないが。

それぞれの異変は、内容も背景もまったく別であり、相互の関連性はない。しかし、「何かがおかしい」という社会心理が蔓延すれば、それが新たな異変の引き金になる可能性だって、ないとは言えない。

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小池防衛相発言で浮上した次官就任騒動で トップなのに次官・・・なぜ? って 思いました。トップなのに「次官」と呼ぶのは大昔の大宝律令以来の官名だからだそうなんです。とにかく事務次官はキャリア組の高級官僚のなかでも最高位の役職として官僚機構に君臨してます。この次官を調べてて、もっといろいろ発見した日本の官僚制度の不思議を書いておきます。新しい事務次官が選任されると、同期の官僚は辞めなければならないそうです。事務次官は官僚による出世レースのゴールで、じつはお役所では、新しい事務次...... [続きを読む]

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